新年明けましておめでとうございます、
今年も当サークル『ヨシノローテック』をよろしくお願いします。
さて、2020年一発目の活動報告です。今回は水耕栽培機のLED基板再構築です。
昨年ちょっと報告しましたが、従来までの砲弾型LEDの光量不足を解決するため、表面実装でそこそこ出力あるLEDに変えようとしています。改めてLEDのスペックを示します。
◆選んだ表面実装LED
・IF:120mA
・VF:3.0~3.1V
・発光色:クールホワイト
・逆耐圧:5V
・光度:10000~12500mcd
・半減角:120°
・寸法:3.5×3.5×0.9mm
LEDは秋月通販コードI-14088を使っています。これはパワーLEDほどではありませんが0.5W級の出力がある白色LEDです。
以前市販品の水耕栽培機と自作中の水耕栽培機の比較検証を行おうとして購入した「ユーイング社製:グリーンファーム キューブ」の機器仕様を元に、近しいと思われるスペックを選びました。
10個/袋でしたので、5袋ほど購入し以前より購入していた秋月製のガラス基板に貼り付けていきます。
それほど時間をかけず2枚ほど作成、ワザと間隔をあけてはんだ付けしたのは「どれだけ放熱するのか」が未確認なのと、作物に対しまんべんなく光が当たるようにしたかったためです。
ちなみに本構成で3直列3ラインとなっています。
早速、安定化電源に接続し徐々に電圧を上げLEDが発行するか確認します。
・・・Oh!何一つ発光しないっ、というか、安定化電源の電流制限が発動しています。全ショートしとるっ
原因はLEDの裏面に有る放熱パットと基板のパターンが接触しているためでした。
LED側の放熱パットが中央にあること、基板が元々砲弾型LED用に作られていたため、LEDの中央部まで両端パッドがあるためのようです。(下写真)
LEDの放熱パットをはがすことはできないので、基板のパターンを1/2化する突貫工事を行います。
今度は事前にテスタでショートが無いか確認してから、再度電源投入します。
良かった、今度はちゃんと点灯します。
2月中には実験予定ですので、少しピッチを上げて作業を進めていく予定です。
・・・間に合うかな?
(M)