こんにちは。かいちょうです。
今回は久しぶりのスマホ(携帯電話)修理の様子を二回に渡ってお伝えしようと思います。
患者はちょっと古めのDOCOMO MO-01Jで、ケーブルをくっつけても充電ができないという症状を抱えています。
ずいぶん前の記事で取り上げたGalaxy Noteと同じ症状なのでアタリはつけられるのですが、まずは見てみます。
早速USB Micro B端子を見てみると・・・どうも1本端子が折れて潰れているように見えます。。。これはビンゴなようです。
この携帯。もう古いのでそろそろ置き換えようと思っていた矢先だったのですが、データやアプリのアカウント移行をしていないので、最低限それらを処置しなければいけません。一度でも充電が出来れば良いのでまずは中を開けて配線取り出せないか見てみます。
久しぶりのスマホバラシ用キットの登場です。あっちこっちに行ってしまっていたので探すのに苦労しました。このMO-01Jは全周に渡って接着されているのでドライヤを当てて少しづつはがしていきます。
剥がしてみると意外にシンプルな構造になっていました。真ん中にリチウム電池が鎮座しています。これがかなり強力にくっついているので、へらを使ったりしながら慎重にはがすと・・・
メイン基板も外すと当該のUSBフィルムケーブルが見えました。
いろいろな記事を調べてみても、USB端子を含むケーブルは部品が出ていないようなので、単体交換はできそうにありません。USB端子部は生活防水対策のためかコーキングもされているのでメイン基板のどこに配線が来ているのかもちょっと分かりにくく。。。
折れている端子は配置からするとGNDだったので、メイン基板の適当なGNDを引っ張ってきて直結すれば・・・とも思ったのですが、失敗するとメイン基板死亡になるのと、時間節約のため、代替機を手に入れてそっくり入れ替えることにしました。
続きは次回にします。
(K)