今週のプチ活動報告(2020/06/06) — AV2HDMIの分解

こんにちは。かいちょうです。

今週もプチ活動報告をしたいと思います。
今回のネタはコンポジット-HDMI変換器 AV2HDMI です。

こちらが外装パッケージ。コンポジット出力しかもっていないようなレトロゲーム機などをHDMIとしてTVやモニタに接続することが出来る変換器です。
ちょっとある装置に取り込みたいなと思っていたので、今回中身を勉強しようと思って解析を思い立ちました。
この商品、よくAmazonなどで売っているものですが、今回は中国から直接買い付けしてみました。

コロナ禍で物流が混乱しているとのことでしたがものの数日で到着・・・ただ箱は怪しさ満載でした。

中身(パッケージが見える前の外装箱)はこんな感じで・・・なんかゴミみたいに見えてしまいました。が、開けてみると一番上の写真のようにきれいなので一安心。

パッケージから出して中身を見てみます。思ったよりしっかりした筐体です。

以前買った似たようなクラスの製品は、筐体との噛み合わせ・・・というか設計がプアで筐体がすくに外れる or 破損するひどいものが多かったのですが、この商品は割とかっちりと噛み合わされています。

さっそく、マイナスドライバでこじって中身を拝見します。 開けてみたところがこちら・・。大変シンプルで設定用と思われるEEPROMチップ、レギュレータ、クロックとSoC ICだけが鎮座しています。 SoCは中国ローカルメーカのMacro Silicon社製 MS1858Sが入っていました。メーカのページを見ると、正にコンポジットからHDMIに変換する為に作られた専用製品のようです。専用品なので、外付け部品は最小で済むように作られているんですね。

ただ・・・この手のメーカさんだとチップはおろかデータシートが手に入れられないので、これ以上は遊べ分析できません。

裏面を見ても何もない、とってもシンプルな形です。同様な石によってはSDRAMなどフレームバッファ用?と思われるRAMが搭載されているケースもあると聞いたのですが、この商品では搭載がありませんでした。

変換機構を応用したいと思ったのですが、ちょっとこのチップからでは難しそうという印象を受けました。他にTI社やAnalog Devices社から出ているチップがあるので、そちらを見て研究をするしかないかな・・・。

単純に変換機として使うということでしたら、この商品はとってもコスパいいです。直買いだと400円ぐらいで買えます。(輸送費は別ですが)

解析&プチ工作ネタとしては満足できたので、筐体を閉じて保管しておこうと思います。

・・・電源も入れずに解体だけして終わりっていうのも・・・あれですが・・・。

今回はこの辺で。

(K)

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