今週のプチ活動報告(2020/07/05) — 現物あわせの基板設計

こんにちは。かいちょうです。

久しぶりに回路(基板設計)をしています。
ばれすぎない程度に説明すると鉄道模型の内部基板です。
RL78/G11を使ったDCCが一通り動くようになったので、今まで暖めておいたものを着手です。
車内の結線をバラ線ではなく基板で接続することを考えて設計を進めています。
が、カーブ等も含む複雑な造形なので各部のサイズを測ってぴったりフィットする基板を作るのが困難です。
当然、勝手に作っているので、車内の設計図や寸法図なんてものはメーカから入手できませんし・・・。

ということで、どうするか考えた結果、写真を取って重ね合わせながら設計することにしました。
考えた方法は以下。

1. 設計したい部分の写真をスマホで撮影
2. 画像を線画にしてBMP変換
3. BMPのスクリプト読み込み機能を使ってCAD上に描画
4. トレーシングする感じで基板外形合わせこみ

この方法でEagleに読み込んだのが下記のボード図面です。

設計している基板は上、読み込んだ画像が下です。
分かる人が見たら・・・どの部分かすぐにわかってしまうかもしれません。(ネタばれ)

手順は上記のとおりですが、実際はかなりトライアンドエラーが必要だったので、ここまでくるのに一時間以上掛かってしまいました。
線画にするための画像の取り方、そして閾値が難しかったのと、最後サイズをあわせるのが難しかったですね。

後は設計図と画像を重ねて基板外形をそれに合わせて変更する作業になります。

最後に画像を消せばトレーシング完了です。(実際はまだそこまで終わっていません)

大昔の青焼きの場合はトレーシング台で同じ事ができたんだろうなと思いますが、現代になっても、私の思いついた内容は同レベルでした。もう少し自動化できるといいのですけどね。

この工作の続きはいずれこちらでもまたご紹介したいと思います。

それでは今週はこの辺で。

(K)

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