今週のプチ活動報告(2020/06/01) — ちらつき防止回路の実験

こんにちは。かいちょうです。
今週もプチ活動を行ったので報告をします。

早速ですがその様子を写真でごらんいただきましょう。

久しぶりにブレッドボードで回路を作って実験しています。
光っているのは白色LEDなのですが、これ、実は鉄道模型室内灯のちらつき防止回路の実験です。

最近、ちらつき防止を歌った室内灯が市販されているのですが、どれもこれも基板にたくさんのチップコンをのせて、無電期間をコンデンサからの給電で賄う設計にしているようです。自分で作る場合、コンデンサはいいのですが、チップコンで容量を稼ごうとすると物凄くお金が掛かる&面積を喰うので小さなケミコン(電解コンデンサ)でなんとかならないかなと前から思っていました。もう一つは充電するまでの時間。市販品は、充電中はしばらく点灯しないという仕様になっているのが多いようなのですが、それをなんとかしたいなという思いもあり、前から暖めていた回路を実験してみようということにしました。

今回、コンデンサの容量、LEDに流す電流をそれぞれ変えて実験したのですが、今回のLEDの定格(20mA)だと、47uFではちらつきが見えてしまい、470uFで見た目ようやく・・・という感じです(計算すると47uFだと20msちょっとしか持たないので仕方ないですね)。さすがに470uFは車両に搭載できません。ある程度の光量を維持した状態で電流を絞るともう少しマシになりますが、それでもケミコンだけでは難しそうという結論です。

実験前は、そこそこはいけるのではないかと思ったのでちょっとがっくりですね。
サイズと容量を稼ぐ手法としては、他のキャパシタも最近小型で安価なものが出てきたようなので、引き続き実験を続けたいと思います。

今日はこの辺で

(K)

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