今週の活動報告(2015/12/27)—最近のFD構造, ニッカド電池の充電, 革ベルトの補修

会長です。今週の活動報告を行います。
今日は今年最後の活動日になります。通常の活動の後、鉄道模型運転会があるため荷物を大量に持ち込んでいます。

2015年12月27日に持ち込んだ荷物
去年もすごい荷物でしたが今年もかなり来てます。調子にのってオールドPCを持ち込んだのがでかかったですね。

今回は二回に分けて工作活動と鉄道模型運転会を報告します。

○最近のFD構造の調査
既に10年前にフロッピィディスクのパソコンは少なくとも新品としては絶滅していた感がありますが、未だにオールドPCには必須のアイテム。既にメディアとしての製造も世界的に終了する方向となっていますが、今回、ビックカメラで3.5インチメディアが販売(約1000円)されていたのでマサ氏が購入。せっかく(?)なので中身をばらして確認してみました。
フロッピィの比較左側が今回購入したフロッピィディスク、右側がPC-9821Cx2に付属してきたシステムインストールディスク(たぶんNEC純正フロッピィディスク)です。昔のNEC純正のような高級フロッピィ(?)はシャッタが金属製でしたが、ずいぶん前からそんなメディアはなくなってましたね。最近のフロッピィの中身
そしてこちらが中身です。ほとんどの構造は、以前とあまり変わらないように見えますが、大きく変わったように見えるのが一つ。。。不織布で作られたフィルタ部分です。以前はフロッピィディスク全周に渡って置かれていましたが、消しゴムのような小さなサイズが一箇所だけになっています。コスト削減とはいえ、これで埃は大丈夫なのかちょっと心配になる構造です。
UVの第二ドライブでフォーマットしている様子とは言っても、売っているだけまだましです。既に二十年前の時点でお先が無かった5インチメディアは、今、まともに売っているところすら見当たりません。(一応、家に20枚ぐらい予備があるので大丈夫ですが)
分解しなかった一枚を復活したUVの第二ドライブでフォーマットしてみますが、問題なく使えます。ありがたいですね。

○皮ベルトの作成

皮ベルトを直しているところ
こちらでは嗚呼参が皮ベルトを作っています。元々バイクのサイドバックがあったのですが、ベルト部分が破損してしまったので、代わりとなる部品をワンオフで作っています。トコナメシで裏面の毛羽立ちを抑えようと塗ってます。いろいろやってますねぇ。

 

○ニッカド電池の充電
こちらはPC-98DOの修理ネタです。コンデンサも全て交換完了したのですが、バッテリバックアップ電池がまだ手つかずでした。前回、安定化電源の電流制限を使って充電を行ってみたのですが、ちょっと制御がよろしくないと思ったので、今度はちゃんと(?) 20mAのCRD(定電流ダイオード)を使って制御を試みます。
ニッカド電池の充電いろんなサイトによると、ニッカド電池の通常の充電方法は、定格出力電流の1/10を16倍の時間を掛けて(1.6倍のエネルギー)を充電することでフル充電になるそうです。充電が満了に近いところまで行くと、電圧の変動(それまで上昇していたのに対して若干の降下)が見られるとのことでした。今回、20mAのCRDしか手元に無かったので、とりあえず20mAの電流制限で8時間程度掛けてみようと思いました。(この辺がいい加減)
ただ・・・、最初っからなんかおかしい。
本来は充電完了付近で定格電圧付近まで上昇するはずが、20mAのCRDを介していても、すぐに電圧が上昇しています。なんか、エネルギーが注入されていない感じがします。そして、2~3時間の充電でどのくらい電圧を保持できるか測定すると、0.数Vまで下がる。。。
死んでるんでないか、この電池?
まだ断定はできませんが、もう少し充電を行って様子を見たいと思ってます。

(K)

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