レトロPC「PC-9821Na9」の動作確認

どうも、まさです。
久しぶりの更新となります。
今回は友人より譲っていただいたNEC製ノートPC「PC-9821Na9」の動作確認を行いました。

本体(液晶を閉じている状態と開いた状態

本機はWindows95初期の時代ののPCとなりますが、FDDドライブとACアダプタのみ欠品だったため、オークション等で追加購入しました。
最近のレトロPCブーム?のせいか、高額品が結構ありましたがいい具合に上位機種のNa13ジャンク品を見つけ、有り難いことに5,000円しないで購入できました。
※なお、詳しいスペックについてはグーグル先生に聞いてください・・・

本当なら、パーツをニコイチにしてより高スペックのノートを生き残られたいのですが、ジャンク購入の「Na13」ですが、液晶はビネガーシンドロームが発生、キーボードはボロボロでテープで張り付けている状態、内部フレーム等を目視するとあちこちに錆が発生していますので、破損個所の少ないNa9にFDD、ACアダプタを移植(というほどではないが)して復旧します。

まず、Na9にACアダプタをさし電源投入、液晶とHDDに問題がないことを確認します。
「ピコッ」というお馴染みの起動音(POSTチェック)と同時にメモリカウントを開始し・・・メモリ増設がされてますね、標準が16MB仕様だったと思いますが+16MB増設でしょうか?

HDDのモーター駆動音およびヘッド動作音も聞こえます、HDDに外傷はないようです。
しばらくするとROM-BASIC画面が表示されますのでHDDの中身はからのようです。

液晶下の各種インジケータも・・・バッテリー充電アイコンがおかしいですね、ドット抜けでしょうか?
まぁ、20年以上前の製品ですのでバッテリーは使い物にならないでしょうし、そもそもFDDとの排他利用ですので使うことはまずありませんが。

続けてバッテリーとFDDを入替えて、FDDが死んでいないか確認します。
とは言っても、起動ディスクの準備ができませんでしたので、モーターとヘッドが動作するかダミーディスクを挿入しての確認のみになりますが・・・
ついでにNa13に搭載されていたHDDの動作確認も行います。

耳をすますとモータ音とヘッドの動作音が聞こえます、念のため数回リセットし確認しました。
HDDも同様に大丈夫のようです。

そのまま片付けてもいいのですが、FDDは貴重品ですので一度取外します。
本体裏面のロックを外し、リジェクトレバーをスライドします・・・変な引っ掛かりが?
力ずくで引っこ抜きます。

!!事故発生!!

FDDブラケット破損!
違和感があった時点でやめりゃいいのに・・・次回、ブラケット修理記事となります。

<<おまけ>>
増設メモリはIOデータ製でした。
・・・64表記があるから+64MB増設なのでは?

(M)

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