前回に引き続いてハロウィンイルミネーションの試作についてお届けします。
今回は一枚完成品を作りながら、一番大変なマイコンを全部基板につけてしまう作業を行います。
※本当は一枚完成品を作ってから失敗がないことを確認して・・・がよいですが、単純な回路なので並行生産します(ぉ
今回も半田付けの鉄人マサ氏ががんばってくれます。マイコンの位置あわせを慎重に・・・
マイコンはデッドストックになりつつあった 78K0S/KU1+(UPD78F9202) をまず使います。
トレーに乗っているこの12個が手持ち最後です。一個一個にお別れを言いながら(笑)丁寧に乗せていきます。
今回、基板は20枚+展示デモ数枚を想定しており、KU1+だけでは足らなくなるため、不足分はこれまたデッドストック手前の 78K0S/KA1+(UPD78F9222) を使います。KU1+とKA1+は周辺もほぼ同一なので、プログラムもソースは共通化できるメリットがあります。それでも足りなくなった場合のために最後の砦として現役バリバリマイコンのRL78/G12のパターンも用意。準備は完璧です。
出来上がった裏面です。電池はCR2032を使います。一番上は電源スイッチです。ほかに抵抗が乗ってますがマイコンもちっさいのであまり目立ちません。
表面です。基板設計時に部品配置をほぼゼロにしたので、配線用のViaとスイッチの半田以外はあまり目立たないと思います。
LEDをつけてみると意外にLEDがでっかく見えますね。(実際は3mmの砲弾型LEDなので、そんなに大きくないのですが)
次回はソフトウェアの開発と書き込みの様子をご覧頂こうと思います。
(K)