今週の活動報告(2018/08/25)—EliteBook 2560Pのメモリ増設

こんにちは。かいちょうです。

今日は工作・・・ではないですが、久しぶりに現役のパソコンにメモリ交換を行ったのでその様子をレポートします。
ちなみに、現役ってなんだ?っというと、レトロではなく開発用に使っている現行OSが搭載されているもののことです。

こちらがその患者 Hewlett packard ElightBook 2560P。ローテクのホームページを見た事がある方はたまにこのPCが写真に写りこんでいるのを見た事があると思います。

2013年の初めごろ、リースキャンセル品と思われる新古品を3万円台でゲットしたお買い得なPCです。
OSはWindows7 64bit, CPUはCore i5 2450M 2.5GHz, メモリ4GB。
購入当初は、なんでもサクサク動く良いPCだったのですが、だんだんアプリが重く、HDD容量も足りなくなり、二年ほど前にSSD化しました。

SSD化直後は見違えるほど高速に、バッテリも長持ちになりました。

が、最近、また重たくなってきた感じがします。調査の為にタスクマネージャを確認してみると、物理メモリ4GBを超える容量を常に使っている事が判明。アプリのアップデートによりメモリを食うようになっていたようです。
これではスワップ発生で重くなるし、FlashベースのSSDの劣化にもつながります。

ほぼ6年落ちの第二世代Core i機にどれだけ投資するか悩んだのですが、Amazonで確認するとメモリ4GBは3580円だったので、まぁいいかと思い、メモリ増設で8GB化することを決定。

ぽちっと購入したのがこちら。現在主流のDDR4ではなく、こちらはDDR3です。ElightBook 2560Pは2スロットのうち標準で1スロット占有しているので、余っているスロットに増設します。

早速、筐体を開けてみましょう。裏面にある左右のバッテリリリースレバーのうち、左側が筐体を開けるレバーを兼ねています。

赤く塗装された子ネジを外してさらにリリースレバーを横に引っ張ると底面が外れます

SSD化の時に一度開けているので簡単です。

向かって左にCPU。その下にメモリスロットがあります。

が、あれ????

ここで想定外が発生。なんと、2スロット目も埋まっています。
でも、今まで4GBだったぞ?2GB*2枚だったのか?

焦りながらメモリの種類を確認します。

刺さっていたのは4GBの純正品と2GBのSAMSUNGでした。どうも、以前誰かから貰ったか、買ったかして付けたSAMSUNGの方を付けたことを私が忘れ、PCも認識していなかったのでスロットが埋まっていることも完全に忘れたようです。

改めてSAMSUNGを刺しなおしてBIOSを起動するとちゃんと6GBになったし!(涙)

こうなったら買った4GBと2GBのSAMSUNGを交換して4+4=8GBにするしか選択肢はありません。
ぐぬぬぬぬ。なんという無駄を。。。
というか、ずっと前に気付いて6GBにしておけば重い思いをせずに、4GBを買う事もなかったのに。。。

今更後悔しても後の祭りです。当然のことながら、4+4にしたら8GBになりました。

ということで、増設完了。余ったメモリ・・・オブジェにするか二束三文で売るか考えている所です。

ド忘れが激しくなっているのは感じていたのですが、改めて気を付けないとと思った事例でした。

(K)

鉄道模型コンベンション(JAM)2018見学

こんにちは。かいちょうです。

今日は通常の活動とは別に、8/17-19に東京ビックサイトで開催された国際鉄道模型コンベンション(JAM)2018の模様をお届けしたいと思います。

毎年ビックサイトで開催されているこの催し、今年は19回目になるそうです。毎回刺激を受ける為にお邪魔しています。
今年もかなり濃い工作がありました。一枚目は入口の様子です。

ちょっと気になったものから取り上げていきたいと思います。

最初はこちら。Panda Neko氏が作られたBトレインショーティーの照明点灯化だそうです。Bトレは室内空間が狭いので特にヘッドライトや室内灯の加工はかなり苦しいはずですが、しっかり点灯しています。マネしたいけど難しいですね。

続いて藤井氏が作られた富士山が見える里というジオラマです。田舎の雰囲気とミニチュア模型に味がありますね。

続いてはごめんなさい。名前を控えるのは忘れてしまったのですが、シーケンサを使った自動運転システムを展示されていた業者さんがいらっしゃいました。最初、メンバからシーケンサを使ったという話があったので、てっきり三菱かどこかのプログラマブルシーケンサを使っているのかとおもいきや、拝見したらWAGO製でした。産業用シーケンサとしては有名ですが日本では珍しいです。PCベースで設計できるツールがあったはずなので、慣れている方であればマイコンを使うより楽かもしれませんね。

続いてこちらもごめんなさい。お名前を控えられなかったのですが、小田急GSEを早くも模型化した方がいらっしゃいました。こちらはNサイズですが、別のブースではHOサイズで紙から起こしている方がいらっしゃいました。

実車は運用開始してからまだ五カ月。図面も出てないのによくできるなと感心しきりです。

 

しかし、この時期は本当に展示会が多い。MakerFair(行ってないけど)からはじまり、先週はコミケ、そして今週は鉄道模型、来週はハムフェア・・・。全部参加するとなんと一カ月間毎週ビックサイトに通う事になります。コミケは無理にしても後の展示会は一日に収めて貰えないかなと思う今日この頃です。

(K)

既刊:技報Vol.8のご紹介

ヨシノローテック技報 Vol.8 RL78マイコン入門

通巻第八号は、サブタイトルをRL78マイコンに変更。低消費でパワフルなRL78マイコンの入門特集を組みました。Webでプログラム開発が完結する開発環境、ラピットプロトタイピングに適したボード類の紹介に加え、実際にの工作事例も掲載しています。

主なコンテンツ

COVER STORY これから入門!RL78マイコン
Special Topic1 RL78工作 LEDインディケータを作る「GR-Cottonを使ったお手軽開発」
Special Topic2 Bトレインショーティコントローラの開発「ありあわせ部材で安価に作る」
The Regular Feature 鉄道模型用DCCを作る 第8回 「待ちに待った新RL78製品」

発行:2018年8月10日
ページ数:A5 48ページ
初頒布:コミックマーケットC94

Amazon Kindleで電子書籍版ダウンロード頒布中!
BOOTHで本頒布中!

ヨシノローテック技報 Vol.8 RL78マイコン入門

コミケットC94に参加します

暫く更新できておらず、突然のご連絡で申し訳ありません。
ヨシノローテックは本日(8/10)から開催されるコミケットC94に
参加致します。ブースは西も23bになります。

今回、新装しましたヨシノローテック技報Vol.8
RL78マイコン入門を頒布致します。

また、活動10周年、技報新装を祝して既存の基板を1/10の
価格で頒布したいと思います。

皆様のご来場をお待ちしています。

 

(K)

今週の活動報告(2018/05/13)—お気楽にワンオフ作成

お久しぶりです。会長です。

最近本当にバタバタしておりまして、数か月私の投稿が滞っていました。
実は子供が生まれまして、お世話にてんやわんや状態なんです。
まだまだ落ち着くには程遠い状態ですが、少し時間が出来たのと、すぐに直さなければならない点が出てきたので工作再開です。

本日のネタはベビーカー修理!です。
※すぐに直さなければいけない理由がこの一言でご理解いただけたかと思います。

ともかくも、工作スタートです。

幼児を外出させるのに必要なベビーカー。幸運な事に知人からお下がりを頂く事ができました。

頂いたものを使う前に、水通ししようと思って布部分を洗濯機に掛けたら・・・やってしまいました。
布だけでなくて支え用の木材が入ってたのね!

はい。洗濯機のパワーで見事に板がへし折れてしまいました。

へし折れてしまったのはベビーカーの座椅子の部分です。これが折れてしまうと子供は布とスポンジに乗っかっているようなモノなのでぽよんぽよん。。。
早急に修繕しないと父の威厳が保てません。(というか、妻に怒られます)

ということで、なんとかワンオフで作れないかを考えます。子供が生まれて以降全然時間的な余裕がないので、自分で木板を買ってきて切るのは避けたい。
そこで、ローテック活動拠点の近くにあるDOIT(ドンキホーテ系列のホームセンター)の加工室に相談してみます。

この加工室。DOITで買った木材やアクリル板などの材料を希望の長さに切ってくれるサービスがあります。

過去、なんどか使ったことがあるのでまずは相談してみることに。
係りの人に「この折れた板と同じものを作りたいのだけど、新しい板から切り出せますか?」と伝えた所、
「板を買って外形を鉛筆でトレースしてくれれば切るよ」というお返事が!

早速、270円の合板を買って加工室備付の鉛筆できれいにトレース

10分ぐらいでサクッとジグソーで切ってくれました。丁寧にRが付いているところはヤスリ掛けまでしてくれる丁寧さ。

瓜二つの2枚の板。まぁ、人の手で切ったので多少誤差はありますが、実用上問題なし!

加工料は200円なのでトータル470円で元通りになりました。

金属やプラスチック成型品だと簡単にはワンオフはできませんが、単純な形で材質が木材だとあっという間にできますね。(DOITの加工室で)

これにて一件落着です。

え? お前何も工作してないじゃないかって? DOITの加工室の成果じゃないか?

はい。仰る通りです。

今回はDOITの加工室が便利です・・・というお話でした。

次回はもうちょっと自分で手足を動かした工作例を投稿したいと思います。

(K)

今週の活動報告(2018/05/05)—ポケコンネタ。

怒涛のの3連チャン、今度はハードオフのジャンク扱いで見つけたポケコン「PC-1262」です。

私にはハードオフ巡りという徘徊癖・・・もとい趣味があるのですが、そんな最中に見つけました。
背面パネルにこそ若干のキズ(擦れた程度のレベル)がありますが、それ以外は目立った外傷もなく美品の状態で入手できました。

サイズを比べてみるとiPhone8とほぼ同じサイズです。
ボタン電池”CR2032”が二つで動作し、メモリは10KB程度です。
こんな小さいポケコンは初めてで、ポケットにはいるサイズというのは大変魅力的です、会社へもっていく電卓はコイツに変わりました。

・・・では早速バラしていきましょう。

背面パネルはネジ2本で固定されており、外すと中央部に「ドンッ」とメモリ基板が出てきます。
メモリ基板を外すとメイン基板(の、一部)が見えてきます、チラッと見えるのは圧電ブザー用のケーブルです。
また、ボタン電池はステンレス製のカバーをスライドすることで交換できます。


続いて、メモリ基板(拡大)とメイン基板(全体)となります。
メイン基板に設置されているICのいずれかがCPUとなるのでしょう(8ビットCPUだそうです)

会社で(表向きは)電卓として使いますので元に戻し、動作確認して終わりです。
・・・表向きじゃない用途? 嫌ダナ、会社デ遊ブ訳ナイジャナイデスカ。

どっかのサイトで使ってるメモリは磁気バブルって書かれていたのを見たことあるんですけど・・・詳しい方いらっしゃいます?

(M)

 

NextItem!!

連続UP・・・今年の栽培スタート

連続アップになります。

私(まさ)の個人的趣味「家庭菜園」の現状報告となります。

まずはキャベツ。
4月18日時点の状況で、収穫は5月3日におこないました。
(収穫の時、泥を払うために振ったら蝶の幼虫が大量に出てきたのでビビリました)

軽く茹でて非常用として冷凍保存の予定です。

続いて、ジャガイモ。


3月上旬に植えまして、写真は4月の中旬です。
ほどよく成長しており、収穫は7月中旬くらいでしょうか。
今年はサツマイモも植える予定ですので、植えた種芋は去年の半分以下にしています。

最後に、サヤエンドウです。


ジャガイモ同様、4月中旬の撮影ですがこの時点で収穫可能となっています。
・・・若干放置していましたので「サヤエンドウ」どころか「グリーンピース」っぽくなってますが。

ほか、トマトなどお馴染みの野菜の準備をはじめてますので、定植したらまた掲載させていただきます。

あ、イチゴの写真忘れた・・・

(M)

今週の活動報告(2018/05/05)—お久しぶりです・・・解体解体。

お疲れ様です、久しぶりのローテク活動報告となります。
ここ最近、メンバーのスケジュールがうまく合わず、月1~2ベースの開催となってしまっています。

今回は以前、知人より頂いたSHARP製関数電卓「EL-9300」の解体記事となります。

この関数電卓、ちょっとネットで調べてみたのですが発売時期がよくわかりません。
メイン電源は単四電池4本でメモリ保護用にボタン電池が1個で動作します。
電池カバーのところが二重構造?になっています。

開けてみてびっくり、コイルと大きめの電解コンデンサーが電池ボックスそばに設置されています。
・・・ノイズ対策でしょうか?電池ボックスそばにはSHARPの電子手帳や初期のザウルス(PIシリーズ)でも使用されていた通信ポートもあります。

液晶回りを見てみましょう。

メイン基板と液晶はフィルムケーブルで接続されておりビローンと伸びます。
中間部には液晶制御用のICが載ってます。
全体的にかなり手が込んだ作りとなっており時代を感じます。
少なくとも20本近いネジを使う製品は最近の製品では見ないような・・・

昔の製品を見るのは楽しいです、この勢いでジャンジャン(以下略)

(M)

今週の活動報告(2018/01/17)—自作水耕栽培機、再始動

ちょっと(かなり?)遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
今年も当ヨシノローテックをよろしくお願いします。

さて、2018年一発目の活動報告となります。
本日はわたくし「マサ」が以前より細々と続けている「水耕栽培機」の工作です。
しばらくにはしていませんでしたが定期的に「作っちゃ失敗」をしていました。

今回は秋月電子さんのオリジナル基板「大面積発光用LED万能基板」を使ってLED照明部を作り直します。

この基板、名刺サイズながら最大56発ものLEDが搭載できます。
今回の工作では赤色LEDを32発(一列8発×4ライン)、青色LEDを21発(一列7発×3ライン)を搭載してみました。
なお、電源電圧は24Vです。

こうやってみると、以前作成した照明用基板とLEDの密集密度が全く違います。
なんか、「コイツ、デキルぞ」という雰囲気が・・・

早速、安定化電源につなげて駆動させてみます。

ま・・・眩しいっ!
これは期待できそうな気がします、というか、今度こそうまくいってくれ。
(ちゃんと計算して作れば何度も失敗しないのに・・・)

まずはこの一枚で、なにか実験的に何か発育させてみて、うまくいくようなら照明基板を増産して本環境を再構築します。
・・・ホント、うまくいってくれ
(M)

今週の活動報告(2017/12/17)—次なる野望(工作)

こんにちは。かいちょうです。

またまた時間が空いてしまいましたが、今年最後の活動を報告します。

といっても、今日はパソコンとにらめっこの時間です。

二年ほど前から大型企画(工作)を考えていたのですが、最近具体的な検討を進めています。

もったいぶるな!と怒られてしまいそうですが、言ってしまうとツマラナイと思うので
しばらく皆さん想像で楽しんでください。

今回の工作、検討の結果、初めてFPGAを使うことにしました。もちろん、マイコンも使いますが、どうしても一部処理が間に合わなそうなので・・・。

FPGAを使うのは十数年ぶり、完全に忘れているので思い出しながらです・・・。

今は、マイコンとのインタフェースの検討を進めています。

最近、忙しくて進みが遅いですが、順調に行けば来年基板設計とソフト開発になりそうです。

あるところまで進んだらまたご報告したいと思います。

今年の活動報告はここまで・・・。

さて、本工作とは別ですが、近々にスペシャルコンテンツを公開しようと考えています。
順調に行けば年内(まず無理だろうな)、遅くとも正月休み中にはアップしたい(希望的観測)

ま、ともかく来年もよろしくお願いいたします。(K)