既刊:技報Vol.10のご紹介

ヨシノローテック技報 Vol.10 RL78マイコン工作

約二年半ぶりに発行した本誌は人気のDCCとレトロPCを中心に特集。
TOMIXの小田急ロマンスカー旧型を最新装備にするべく専用の室内灯DCCデコーダ、電気連結器を開発。その模様を取りあげています。レトロPCは不動の人気機種PC-8801mkIISRがまさに不動となったので電源修繕に取り組みます。
その他、RL78第二世代製品の緊急特集も掲載した記事も掲載。充実の52ページです。

主なコンテンツ
COVER STORY 鉄道模型用DCCを作る第9回「TOMIX 小田急ロマンスカーLSE HiSE対応DCCデコーダ」
Special Topic1 レトロPC特集 PC-8801mkIISR復活「電源ユニットの修繕(前編)」
Special Topic2 緊急特集RL78第二世代発表「新マイコンの秘密を探る」

発行:2021年12月31日
ページ数:A5相当 52ページ
初頒布:コミックマーケットC99

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今週のプチ活動報告(2021/12/31) — コミケットC99

 こんにちは。かいちょうです。

本日、コミケットC99に参加しております。
東 ト – 01b
にて最新刊 ヨシノローテック技報Vol.10 RL78マイコン工作を頒布中です。

皆様是非お立ち寄りください。

店員がいないように見えるのは気のせいです・・・。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/12/18) — TOMIX LSE ヘッドライトユニット仮組み込み&点灯実験

こんにちは。会長です。

新設計したLSEのヘッドライトユニットに部品を乗っけて光り方の確認をしたいと思います。
(他の部分:中間車、先頭車、モータ車の室内灯部(DCC部)はまだ一部基板がそろっておらず、組むことが出来ません。。。)

こちらが基板と取付予定のテールライト(サイドエッジタイプの赤LED)です。今回の基板では、テールライトを両側に1つづず、真ん中に広角度な温白色のLED(サイドエッジタイプ)を置くことを想定しています。

やや部品が多いように見えるのは、電流制限抵抗とコネクタ、テストパッドがあるからです。制御する基板側(DCC部)がないので、リード線を直付けして安定化電源から電圧をかけてみます。

こちらがヘッドライトです。抵抗値は確か1kΩをチョイスしましたが、12Vでは明るすぎました。強力すぎて、サイドエッジタイプなのに上面の座席からも色がでてしまっています。

続いて、テールライトです。テールはほんのり光ればよいか・・・と思って、10KΩにしたのですが、これは暗すぎですね・・・。ただ、それでも座面から色が透けて出ています。元々の光量であれば全く問題がなかったのでしょうが、テールもヘッドライトもこの調子だとアルミかなにかの遮光版を座面と基板の間に入れる必要がありそうです。

今回の試し組で抵抗定数と遮光版の検討が必要であることが分かりました。実際に組み込む前に分かったので良かったですが、まだ細かい調整が必要そうです。
C99まであと二週間、残った基板が多数あるのですが、作業を加速して次週に組み上げた様子をご覧いただこうと思います。

それでは今日はこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/12/11) — TOMIX LSE 塗装工程終了

こんにちは。会長です。

塗装工程も終盤です。今日は、仕上げとして余分なところにある塗料を除去し、仕上げ材としてクリアを吹き付けた様子を報告します。

はい。これが最初にマスキングした座席の様子です。マスキングを剥がしたら最初に塗った赤もガッツリとマスキング部に浸透していることがわかりました。手間が数倍掛かって修正するのもさらに手間・・・が、仕方がありません、他と同様筆塗で床上面を全部塗ってしまいます。

作業スペースの様子です。複数のトレーを使って筆塗の最終修正前、修正後を置き分けます。
※(このトレーは郵便物の再利用品なので淵に赤いビニールがくっついていますが、塗料ではありません)

上面の最終修正が終わったら、今度ははくり液を使って座席裏面の余分な塗料をぬぐい取ります。
これをやっておかないと床板と車体に塗料が移ってしまいます。

そしてこの、つや消しクリア(TOP COAT)で表面を保護します。これまで、アクリル系、エナメル系を筆塗してきましたが、今回はスプレーで一気に行きます。

周囲をしっかり養生して、適度な距離から吹き付けます。
これにて塗装完了です。
次は届いた基板を組み上げて実際の動作の様子を見てみたいと思います。
記事を書きつつ急いで作業を進めます。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/12/04) — TOMIX LSE 枕カバー塗装の結果

こんにちは。かいちょうです。今日は塗装の進捗をご報告したいと思います。

以前ご報告したように、最初の一枚だけはマスキングをして塗装。それ以外は下地となる赤(=座席モケット)は筆塗り直で・・・という形で進めてきました。
今回、モケットだけでなく枕カバーも再現したいなと思ったので、座席をマスキングしたものに同じくマスキングして枕カバーを塗ってみたいと思います。

早速マスキングして塗ったのがこちらです。一見きれいにできていると思いますが・・・いざ、マスキングを剥がしてみると・・・

こんな感じになりました。遠目でもバリバリに剥がれているのが目につきます。下地はエナメル系塗料。上地となる枕カバーはアクリル塗料だったのですが、割れが激しい。

ズーム撮影するとさらに無残です。マスキングの部分を通じて浸透してしまった上に、マスキングと一緒に剥がれてしまったところも出て全然奇麗じゃありません。これはマスキングしないで直接細筆で塗った方がいいんじゃないかと思ってきました。

で、実際、模型が得意な人に聞いた必殺の筆で塗ってみました。右が先ほどのマスキング版。左がマスキングせずに直接筆塗したものです。明らかに直接筆塗の方がきれいですね。(でも、拡大して見ないでください・・・)

ということで・・・わざわざ買って、張り付けたマスキングは以後使わないことにしました。。。
こういうのも経験と知識と技術ですね。。。

そろそろ基板を組み合わせて記事用の写真撮らないと・・・。

今日はこの辺で

(K)