今週のプチ活動報告(2021/11/27) — HP 1000 NoteのSSD化, メモリ増強

こんにちは。かいちょうです。

今日はいつもの工作ではなく、PCのSSD化, メモリ増強の模様をお伝えしようと思います。
コミケの準備が間に合わなくなって現実逃避・・・ではありません。
頼まれてどうしてもやらなあかんくなったんです。

今回ターゲットとしているはHPのHP-1000ノートです。
もともとこのマシンは第三世代 Core i3, メモリ DDR3 4G, 300GB HDDでWindows8で動いてましたが、
Windows10に上げてから暫くしてから非常に操作が重たくなったという苦情が家族から出ていました。

Windows11も出る最中、置き換えるというのも手だったのですが、それほど重たい作業もしないということだったので、
延命をする方向にしました。

オーソドックスにHDDのSSD化、メモリ増設でパワーアップし、Windows10のクリーンインストールでリフレッシュさせてみたいと思います。

こちらがターゲットのHP 1000です。下半分しか映っていないのは画面に自分の姿がうつるため。
かいちょが使っているHP 2560pよりもちょっと新しいですが殆ど同世代です。

裏面は非常にシンプルでバッテリーを外すとメモリやハードディスクスロットがネジ二本で取り出せます。早速メモリを増設します。

メモリはDDR3-1600の4GBをチョイスしました。
まだ探せば辛うじて新品も見つかりますが、もうこの世代に新品もどうかなっと思い、中古の4GBをゲットしてきました。税抜き1199円也。
一応、保証付きメモリですが、先例があるのでmemtest86で全領域テストを行い、OKを確認しました。

続いてHDDです。もう一枚、タイルのようになっている部分のネジを外し、爪が掛かっている部分を慎重に外すとHGSTのSATAドライブが出てきました。このスロットにはDVDドライブベイへのSATAラインもあり、バックアップ保持用電池(CR2032)もありかなり窮屈です。それでも、パラレルATAドライブ時代よりは大分スッキリしていて、SATAが求められていた背景とその効果が感じられました。

こちらは新品のKingstonの480GB SSDドライブをチョイスしました。こちらは仮装着の様子を写したものです。
でも、このハードディスク交換が鬼門でした。

実際はクローン作製がうまくいかない・・・というところでしたが・・・。

当初、EaseUS todo backupを使おうとしたのですが、最近のfreeバージョンはクローン機能はfree範囲ではなくなったようであえなく断念。
次にMacrium Reflect Free Editionを使ったのですが、これだと何故からRecovery領域からの起動ができない現象が発生しました。
二時間以上かかるクローン作製を何度も実施し、diskinitでステータスを確認したり、変更したりしてもうまくいかないので、最後はAcronis True Image 2021 ( for Crucial )を使ってクローンを作りました。
※for Crucialを使うために、一度 CrucialのSSDを経由してクローンするという手間も時間も二倍かかる手順を使うハメに。。。

ともかくも、これでRecovery領域からも起動はできるようになりました。
が、結局Windows8のリカバリにはなぜか失敗する状態なので、Windows10のリフレッシュを実施して代替としました。

結果、HDD換装、メモリ増設、リフレッシュに1週間以上、合計20時間ぐらいかかりました。最近の(でもないですが)パソコンでここまで苦労するのは久しぶりです。

でも、これで物理的に故障が発生しなければWindows10のサポートが切れる2025年まではいけそうです。

自分自身のノートもデスクトップもそろそろ置き換えが迫ってきているので、少しずつ置き換えを考えなければっと思っているところですが、その前に、故障して運用停止中のPC-98サーバ君の復旧が・・・もっとまえに、コミケが・・・。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/11/20) — TOMIX LSE ヘッドライトユニット基板 & 塗装進捗

こんにちは。かいちょうです。

コミケ参加が決まって大わらわな中ですが、時間を見繕って、作成したヘッドライトユニットの簡単なご紹介と塗装の進捗をお見せしたいと思います。
純正のヘッドライトユニットは緑色LEDでテールランプなしだったのですが、これでは悲しいので新規に基板を起こすことにしました。

で、作成したのが下の基板です。

まだ基板だけの状態で部品を実装していませんが、こちらにLアングルの白色LEDと赤色LEDを搭載することを想定しています。
制御はこの基板ではなく、車体上部に取り付ける室内灯付きデコーダから行う構成です。
そちらも後日ご紹介したいと思います。

さて、塗装の進捗ですが、最初のシートはマスクをしたのですが、塗料の浸透が激しい上、めんどくさいこともあり、二枚目以降はマスクせずにダイレクトに塗っています。
本当は通路部分とかは別色にしようかと思っていたのですが、車外からはあまり見えないのでいいかな・・・っと。

どっちの方が綺麗に仕上がるかはあとでわかる!っということでどんどん進めます。

このペースで間に合うのか???

今日はこの辺で。

(K)

コミックマーケット C99 ヨシノローテック参加のお知らせ

こんにちは。

会長です。ヨシノローテック C99 参加についてのお知らせです。

当サークルはこの度二年ぶりに開催されるコミックマーケット C99に参加することになりました。

12月31日 金曜日 東京ビックサイト 東ト ブロック01b
にて、皆様にお目にかかる予定です。

既にカタログにて公表されておりますが、当日は以下のような新ネタを間に合えば技報新刊として頒布予定です。

コロナ禍の開催であるため、感染予防対策をした上で臨む所存です。

ぜひよろしくお願いいたします。

※11/12が当落発表というのをすっかり忘れ、人に指摘されて気づきました。。。
※単独参加は2018年夏以来およそ3年半ぶりになります。これまでに書き溜めた内容を急ピッチでまとめなければ。。。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/11/13) — TOMIX LSE モータ車基板 仮組

 こんにちは。かいちょうです。

今日はやっと届いた基板を使ってTOMIX LSE モータ車へ仮組をしてみたいと思います。
実は今回ElecrowさんとPCB GOGOさんに分けて基板を出していました。
下馬評と過去の発注から

Elecrow : 比較的外形が単純で精度がいらないので廉価に済ませたいもの
PCB GOGO : 外形が複雑で位置合わせ精度も求められるもの

という分け方をしてました。今回はElecrow分が届いたので簡単にご披露します。
こんな感じの基板が届きました。

上の写真はすでにモータ車の金属製ウェイトを外して代わりとなる基板プレートを装着した状態にしています。
Elecrowは以前頼んだ時にバリやシルクカスレが多かったのですが、今回はわりかし良い感じです。
が、よく見ると外形図ではまっすぐ描いたところであるにも関わらず、ミル切り出しのルータ残りがあったりしています。
この辺は・・・まぁ、ニッパーで切り落とせばいいですが・・・あと一歩というところですね。

こちらがモータ車の上基板(制御基板)を乗せた状態です。この基板はアナログ専用運転 or DZ-123のような市販DCCを搭載することを想定したものなので、中央に大きな穴をあけています。この後車体に入れてみましたが、先ほどのプレート部が若干目立つものの、以前のウェイトめいっぱいよりは空間が確保できています。(というか、室内灯の点灯を実現させるためにそのような構造となるように改めました。)

モータ車向けにはPCB GOGO側に発注している方でオリジナルのDCC回路を搭載したバージョンもあります。
そちらの方は届き次第ご紹介したいと思います。

お知らせ : 今回のDCC化に際しては次号に技報で特集を行う予定です。コロナ禍で発行日は未定ですが、Amazon Kindleとしても出すことを計画しております。ご期待ください。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/11/10) — PC-8801Mk2SRの電源修理(第二回)

ご無沙汰しております、しばらく日が経過してしまいましたがPC-88の電源修理進捗状況となります。
(前回投稿は20年12月!!)
ほとんどのコンデンサーは千石さん、秋月さんで購入できましたので早速取り付けていきます。
ついでにマザーボードの音源周りもコンデンサーも交換します。
(音源周りは高品質なものを選びました)

基板上に極性(マイナス端子側にシルク)が印刷されていますので確認しつつ取り付けていきます。
・・・1個だけサイズを誤って購入してしまいましたが近隣にスペースが開いてますので横付け設置しました。コンデンサーの取付けが完了したら早速動作確認を行います、場合によっては出力調整が必要な電圧があるかもしれません。
出力コネクターの+5VとGNDにテスターを当て電源ON・・・出力しません。
+8V、+12V、-12Vも同様に確認しますが上記同様出力しません。

電源を切り、コンデンサーの極性誤りがないか確認します。(ついでに半田ラック等が発生していないかも確認します)
特に問題なさそうなので『もう一度』で動作確認します。

・・
・・・なんとなく、なんとなくですが「+8V」だけ電源ONした「瞬間」だけ出力されているようです。
かいちょうと回路を追いながら検証・検討したのですが「電源ONで各系統の出力電圧を生成を開始し、+8Vは生成できた(あるいは生成するまでの手順はクリアした)がほかの系統で問題が発生したため+側電源側が動作を止めた」のではないかと仮定しました。

他の電子部品の交換も必要なようなのですが・・・生産終了している部品もありそうなので、このまま解析を続けて「電源ユニットを修理」するか検討する必要がありますね。

(M)

今週のプチ活動報告(2021/11/06) — TOMIX LSE 座席色差し開始

こんにちは。 かいちょうです。

今回はいよいよ塗装に入ります。

塗装は相当久しぶりだったので、道具を買い揃えました。今回は複雑な造形がある座席なので、筆塗でやってみます。
まずは、座席以外の部分をマスキングして・・・

筆で塗っていきます。

が、問題発生。マスキングテープとの相性でしょうか、マスキングの下に塗料が浸透しています。
ん~、複雑な塗分けは難しそうです。枕カバーの再現をどうするか考えなければ・・・。

乾いてから仮に車両へ入れてみましたが、雰囲気は出ているようです。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/30) — TOMIX LSE 座席色差し下準備

こんにちは。かいちょうです。

前回の失敗を踏まえ、塗装でシートと枕カバーを再現するべく、まずは準備を行いたいと思います。

今回はシートの一部に穴をあけます。
なぜ穴をあけるかというと、下に入っているウェイトに室内灯の足(集電バネ)を接触できるようにするためです。
TOMIX LSEは正式には室内灯に対応していませんが、ちょうどよいところにウェイトはめ殺し部を避ける穴が半分あいています。

写真で言うとここですね。
ここにドリルを入れて穴を拡張します。

地味な作業ですが塗装する前にやっておかないと手間が増えるので先にやっちゃいます。

今日は短いですがこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/23) — TOMIX LSE 枕カバーの再現検討

 こんにちは。かいちょうです。

今日は、先日報告したTOMIX 92605 小田急ロマンスカー 7000形 LSE の電気連結器 DCC 室内灯システム導入に先んじて室内のグレードアップを図ろう・・・という検討の模様(失敗)をお伝えします。

この、LSEは、原設計が80年代(多分)ということで、正式には室内灯対応していません。そして、室内は光源で照らされることを想定されていないため、無塗装(灰色)です。

このままだと室内灯を入れても灰色が強調されるだけで寂しい・・・っと思い、思い切って購入約30年目にして初の室内塗装を施そうと考えました。

っといっても、プラモ塗装なんて25年以上やっていないので、なるべく失敗しないように、かつ手が掛かりすぎないようと思って検討をします。

やりたいことは座席に色を付けること、そして特急車たる証、枕カバーを付けることです。

2000年代半ばに発売されたマイクロエースのSE, SSE, NSEはその辺が再現されているので、その辺に近づけたい!っと思っています。

が、枕カバーはものすごく小さいので経験不足のわたくしは失敗必至・・・ということで、その部分は白いマスキングテープでなんとかならないかと考えました。

で、試しにプリンタで紙に印刷してみました。

模型の座席を眺めながら横2m 縦1mの方眼状に印刷。これをカッターで切って座席に乗せ、雰囲気を確認します。

はい。結論はこんな感じ。失敗です。
そもそも紙で印刷したものは小さすぎてピンセットでもうまく座席に乗せることが出来ません。(当たり前)
座席の頂点で曲げるなんてさらに困難です。
もういくつも飛んで行ってしまいました。
本番はマスキングテープだとは言え、紙の反発を考えると定着なんて絶対にしてくれそうにありません。
(実際、この後同じサイズに白のマスキングテープを切ってみたが、張り付けることはできませんでした)

やはり禁断(?)の塗装で表現するしかなさそうです。残念。
というか、塗装うまくいくのか?

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/16) — PC-9821Ra40 修理できず

こんにちは。かいちょうです。

タイトルからして悲しいですが、引き続きRa40の修理にチャレンジです。

もう考えられる、打てる手が少なくなってきていますが、マサ氏のアドバイスで電源部コネクタの半田つけなおしをしてみます。まずは筐体から基板を外します。最後期のRaは非常に合理的な設計になっていて、ドライバで2本ねじを緩めるとメイン基板上のものをすべて取り外すことができます。


以前コンデンサ交換修理していたPC-98DOと比べ物にならないほど高密度になった基板です。
私の30Wでは能力不足気味で中々半田が溶けてくれません。
おそらくこの世代だと6層にもうなっていると思いますが、現熱的には層数が多いほど熱が逃げやすいかな・・・。
でも熱量が多い半田ゴテだと故障を悪化させるかもしれないというのがジレンマです。


ようやく全部半田当てなおしをしたのですが・・・現象は変わらず・・・。

最後の手段・・・ということで、以下4点をやってみました。

・基板上ヒューズ確認 : 1か所ありましたが導通しており関係なさそう
・コンデンサ液漏れ確認 : メインもCPU基板側も怪しいところはないが、経年からして容量抜けはありそう
・電源電圧確認 : テスタで+3.3V, +5, +12, -12Vを測定。に多少誤差があったが、電源交換してもダメなので可能性薄い
・強制電源ON : 電源/HDD LEDが点灯するだけで何も動かず・・・BIOSが走っている気配もありません

以前、雷で故障して廃棄したPC-9821Cx13も似たような雰囲気だったので・・・スタンバイ制御系サブチップかメイン系チップに深刻なダメージがあったのかもしれません。

最後の望みとしては電解コンデンサ容量抜けによる起動不能という可能性ですが・・・全交換はとても労力が掛かる上、ダメだった時の精神的ダメージが大きいので二の足を踏んでいます。。。

本機はFreeBSDサーバとして稼働させていて、2T+300GBのHDDにたっぷりデータがあるのでこのままいつまでも死なせておくわけにいきません。

代替機調達か最後の希望に賭けるか早急に判断しなければと思っています。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/09) — PC-9821Ra40 マザーボード洗浄

こんにちは。かいちょうです。

前回に引き続きRa40の修理にチャレンジしたいと思います。
電源関係を調べてみたのですが、停電復帰時に発生する電源LEDの点滅もないため、どうもメインボード側に問題があるように見えます。メインボード上のスタンバイ処理関係のサブプロセッサが動いていないような感じがします。

この機体、こちらに来た時からかなり内部の汚れがひどかったので、ダメージを与えないように一度洗浄を行ってみたいと思います。


使う機材はこちら。エレクトロニッククリーナとエアダスタです。まず、エアダスタでほこりを吹き飛ばしてから、クリーナで洗浄します。クリーナは基板洗浄もできるタイプのもので、以前見せていたパーツクリーナとは別物です。

写真はとってないのですが、クリーナを吹きかけるとまっ茶色になった洗浄液が流れてきました・・・やっぱりすごい汚れ・・・。これだけ汚れていると前の使用環境があまりよろしくなかった・・・のかもしれません。


洗浄後の基板がこちら・・・。写真ではわからないかもしれませんが、輝きが全然違います。う~ん。奇麗になって動くようにもなってくれるといいのですが・・・。


基板上のカスタムチップStarAlpha2です。これはPC-98固有の機能(Cバス回り, I/O, IDE)などを司っている統合チップでPentiumPro以降のPC-9821Ra20から使われているサウスブリッジに相当するものです。ノースブリッジはIntel 440FXになっています。この辺も洗浄できれいになったのですが・・・


組み上げてもやっぱり微動だにせず・・・。
いよいよ本格的にダメっぽいです。

エアダスタで静電気発生させて飛ばしたかな・・・。

次に続きます。

(K)