今週のプチ活動報告(2021/11/20) — TOMIX LSE ヘッドライトユニット基板 & 塗装進捗

こんにちは。かいちょうです。

コミケ参加が決まって大わらわな中ですが、時間を見繕って、作成したヘッドライトユニットの簡単なご紹介と塗装の進捗をお見せしたいと思います。
純正のヘッドライトユニットは緑色LEDでテールランプなしだったのですが、これでは悲しいので新規に基板を起こすことにしました。

で、作成したのが下の基板です。

まだ基板だけの状態で部品を実装していませんが、こちらにLアングルの白色LEDと赤色LEDを搭載することを想定しています。
制御はこの基板ではなく、車体上部に取り付ける室内灯付きデコーダから行う構成です。
そちらも後日ご紹介したいと思います。

さて、塗装の進捗ですが、最初のシートはマスクをしたのですが、塗料の浸透が激しい上、めんどくさいこともあり、二枚目以降はマスクせずにダイレクトに塗っています。
本当は通路部分とかは別色にしようかと思っていたのですが、車外からはあまり見えないのでいいかな・・・っと。

どっちの方が綺麗に仕上がるかはあとでわかる!っということでどんどん進めます。

このペースで間に合うのか???

今日はこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/11/13) — TOMIX LSE モータ車基板 仮組

 こんにちは。かいちょうです。

今日はやっと届いた基板を使ってTOMIX LSE モータ車へ仮組をしてみたいと思います。
実は今回ElecrowさんとPCB GOGOさんに分けて基板を出していました。
下馬評と過去の発注から

Elecrow : 比較的外形が単純で精度がいらないので廉価に済ませたいもの
PCB GOGO : 外形が複雑で位置合わせ精度も求められるもの

という分け方をしてました。今回はElecrow分が届いたので簡単にご披露します。
こんな感じの基板が届きました。

上の写真はすでにモータ車の金属製ウェイトを外して代わりとなる基板プレートを装着した状態にしています。
Elecrowは以前頼んだ時にバリやシルクカスレが多かったのですが、今回はわりかし良い感じです。
が、よく見ると外形図ではまっすぐ描いたところであるにも関わらず、ミル切り出しのルータ残りがあったりしています。
この辺は・・・まぁ、ニッパーで切り落とせばいいですが・・・あと一歩というところですね。

こちらがモータ車の上基板(制御基板)を乗せた状態です。この基板はアナログ専用運転 or DZ-123のような市販DCCを搭載することを想定したものなので、中央に大きな穴をあけています。この後車体に入れてみましたが、先ほどのプレート部が若干目立つものの、以前のウェイトめいっぱいよりは空間が確保できています。(というか、室内灯の点灯を実現させるためにそのような構造となるように改めました。)

モータ車向けにはPCB GOGO側に発注している方でオリジナルのDCC回路を搭載したバージョンもあります。
そちらの方は届き次第ご紹介したいと思います。

お知らせ : 今回のDCC化に際しては次号に技報で特集を行う予定です。コロナ禍で発行日は未定ですが、Amazon Kindleとしても出すことを計画しております。ご期待ください。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/11/06) — TOMIX LSE 座席色差し開始

こんにちは。 かいちょうです。

今回はいよいよ塗装に入ります。

塗装は相当久しぶりだったので、道具を買い揃えました。今回は複雑な造形がある座席なので、筆塗でやってみます。
まずは、座席以外の部分をマスキングして・・・

筆で塗っていきます。

が、問題発生。マスキングテープとの相性でしょうか、マスキングの下に塗料が浸透しています。
ん~、複雑な塗分けは難しそうです。枕カバーの再現をどうするか考えなければ・・・。

乾いてから仮に車両へ入れてみましたが、雰囲気は出ているようです。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/30) — TOMIX LSE 座席色差し下準備

こんにちは。かいちょうです。

前回の失敗を踏まえ、塗装でシートと枕カバーを再現するべく、まずは準備を行いたいと思います。

今回はシートの一部に穴をあけます。
なぜ穴をあけるかというと、下に入っているウェイトに室内灯の足(集電バネ)を接触できるようにするためです。
TOMIX LSEは正式には室内灯に対応していませんが、ちょうどよいところにウェイトはめ殺し部を避ける穴が半分あいています。

写真で言うとここですね。
ここにドリルを入れて穴を拡張します。

地味な作業ですが塗装する前にやっておかないと手間が増えるので先にやっちゃいます。

今日は短いですがこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/23) — TOMIX LSE 枕カバーの再現検討

 こんにちは。かいちょうです。

今日は、先日報告したTOMIX 92605 小田急ロマンスカー 7000形 LSE の電気連結器 DCC 室内灯システム導入に先んじて室内のグレードアップを図ろう・・・という検討の模様(失敗)をお伝えします。

この、LSEは、原設計が80年代(多分)ということで、正式には室内灯対応していません。そして、室内は光源で照らされることを想定されていないため、無塗装(灰色)です。

このままだと室内灯を入れても灰色が強調されるだけで寂しい・・・っと思い、思い切って購入約30年目にして初の室内塗装を施そうと考えました。

っといっても、プラモ塗装なんて25年以上やっていないので、なるべく失敗しないように、かつ手が掛かりすぎないようと思って検討をします。

やりたいことは座席に色を付けること、そして特急車たる証、枕カバーを付けることです。

2000年代半ばに発売されたマイクロエースのSE, SSE, NSEはその辺が再現されているので、その辺に近づけたい!っと思っています。

が、枕カバーはものすごく小さいので経験不足のわたくしは失敗必至・・・ということで、その部分は白いマスキングテープでなんとかならないかと考えました。

で、試しにプリンタで紙に印刷してみました。

模型の座席を眺めながら横2m 縦1mの方眼状に印刷。これをカッターで切って座席に乗せ、雰囲気を確認します。

はい。結論はこんな感じ。失敗です。
そもそも紙で印刷したものは小さすぎてピンセットでもうまく座席に乗せることが出来ません。(当たり前)
座席の頂点で曲げるなんてさらに困難です。
もういくつも飛んで行ってしまいました。
本番はマスキングテープだとは言え、紙の反発を考えると定着なんて絶対にしてくれそうにありません。
(実際、この後同じサイズに白のマスキングテープを切ってみたが、張り付けることはできませんでした)

やはり禁断(?)の塗装で表現するしかなさそうです。残念。
というか、塗装うまくいくのか?

(K)

今週のプチ活動報告(2021/09/13) — 小田急LSE/HiSE用 電気連結器 DCC 室内灯システム 設計完了

こんにちは。かいちょうです。

本日は長い間設計を続けていた TOMIXの小田急LSE/HiSE用の基板について、設計完了とT.O.(基板発注)が完了したのでご報告です。これまでちょくちょくブログ記事にしていましたが、これは、RL78/G11のDCCシステムをベースに
・電気連結器
・DCC
・室内灯
の三つが実現できるシステムになっています。さらに、LSEについては標準のヘッドライトユニット置き換えも含んでいます。


こちらが設計した基板群で、全部で13種あります。


こちらは基板メーカで切り出し用に一部基板を再配置頂いた結果です。すでに製造に入っているので、数週間後には手元に届く予定です。

多数の機能、複雑な形状、車体側の改造などもあるので少しづつ紹介をさせていただいた上で、最終的には技報としてまとめたいと思います。(コロナ禍で何時頒布できるかわかりませんが…)

設計開始時期の資料を見たら日付が3年以上前でした・・・。3年分のお楽しみという事でご期待ください。

それでは今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/08/28) — Nゲージ動力車の簡易整備①

ご無沙汰しています、まさです。
定期的にローテク活動及び農作業は行っているのですが、なかなか記事にできるまで昇華させれる内容がなく・・・とは言っても生存報告を兼ねて何かしらの更新が必要かと思いましたので、今回は「Nゲージ動力車の簡易整備」記事を記載します。

前回の活動「譲り受けた車両の洗浄・整備(ほぼ一年前の活動!)」でヨゴレが付着している車輪をレールクリーナー溶剤で一つづつ洗浄していきましたが、今回は知人から「動力車用ホイールクリーナー」を借りれましたので、そちらを使っての整備となります。

本製品、動力車限定となりますが電源に接続し「モーターを回しながら研磨剤の付着したスポンジでヨゴレごと車輪を整備」することが出来ます。

今回は安定化電源から7.5v給電し車輪の洗浄・整備を行いました。
クリーナー溶剤をしみこませた綿棒や不織布での洗浄より短時間で済みました、便利ですね・・・自分も購入しようかしら?
心持ち、車輪が以前より輝いているような・・・?

清掃中に気づいたのですが台車の化粧板を1枚紛失?したようです・・・自宅に戻ったら要捜索ですね。

(M)

今週のプチ活動報告(2021/05/23) — DCC DZ-123の外形測定

こんにちは。会長です。

コロナ禍でまた緊急事態宣言が出るような状態ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

当方、工作活動を・・・ほぼできておらず、更新も滞っていたのですが、それでも進めなければと思い、完全プチネタですが久しぶりの投稿をしたいと思います。

今回はDigitrax DZ-123の外形を測定してみたいと思います。

ネタがないからって適当なことしている訳ではありません。先日まで設計していた自作のDCC基板に関連しています。

さっそく、手持ちのDZ-123を探します。

見つけたのはなぜかTOMIXのオハの箱に入ったもの・・・。これは余った箱に入れていただけですが・・・。取り急ぎ取り出します。

これは以前、自作DCCとの比較のために差し替えて評価ができるように作ったもので、鉄道コレクションの動力に汎用のDCCピンを植えています。
取り出している線はモータ2線、線路(台車)からの集電2線なので非常にシンプルです。DCCの実機作成から日が経っているのでしばらく寝ていたのですが、くっついていたのがDZ-123なので取り出します。

Digitrax DZ-123。。。我が家に複数個ある純正の?デコーダなのですが、調べてみると入手した数年前(10年前?)の時点ですでに製造廃止品だったらしく・・・かなり型落ちです。しかも、完全に仕様を忘れていたのですが、なんとファンクションはF0F, F0Rしかなく、F1以降はないものでした・・・。
おー、この点は私の設計したDCCの方が優れているなぁ・・・ま、完成してないけど。
さっそく外形を測ってみようと思って、必殺の中国製電子ノギスを取り出します・・・が、

なんと、こちら電池切れでした。
買ってから一年経っていないのになんとしたこと・・・
ま、サービス電池だったから仕方がないのかもですが・・・なぜかむき出しの電池が一個ついていたのはこのことがあるからか・・・

という事で、さっそく交換してみると無事、表示が動いてくれました。

ささっと外形を測定します。

外形は縦 10.6mm, 横19.2mmでした。
で、これが何の役に立つのか・・・ですが、自作品に対してそのまま交換が出来るアダプタを作ろうとしています。(失敗した時のリカバリ用)比較検討用ですね。

TOMIXのLSEなど非常に小さい車両の場合、そのまま内蔵しようとすると天井裏だけでは入らない為、アダプタをこさえ、さらにDZ-123がハマるような穴をあける必要があります。そのための測定でした。

自作の方は、電気設計、レイアウトがほぼほぼ終わっているのですが、なかなか基板屋さん出しまで進んでいません。
ゆっくりと着実にすすめていきたいと思っています。

それでは今日はこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/02/24) — TOMIX92605 小田急7000形の電気連結器開発

こんにちは。
かいちょうです。

大分前に予告していたノギスで測定していた件について進捗をご報告したいと思います。
掲題に書いている通り、連結部も測定したのは電気連結器を作りたかったからなんですね・・・。TOMIX92605 LSE 7000形は1990年頃の設計であるため、最近のモデルであるVSE 50000形などと比較すると車体間の電気連結はありません。(ま、それ以前に公式には室内灯もサポートしてませんが・・・)
DCC化するにあたり、その辺も改良したいと思って作ることにしました。

上が設計途中の図面、下が実際の連結部です。以前にCADへ二値化した画像を読み込ませてトレースしていたかと思いますが、それはまさにこの連結部の造形が目的でした。トレースはできるのですが、穴径や要所の寸法は実寸の合わせないと心配…という事でノギスで測定していました。

実際に切り取って嵌めてみますと、事前に測定をしていたお陰もあり、ややキツキツ・・・程度で済みました。(穴径広げんと・・・)

車両に組み込むとこんな感じになります。まだ実際の基板やコネクタはくっついていませんが、これで車体間のイメージを具体的に掴み、また設計にフィードバックすることが出来ます。

何時完成品をお披露目できるかまだ分かりませんが、期待せずに(ぉぃ)お待ちいただければと思います。

今日はこの辺で。

(K)

車両洗浄・整備②

ご無沙汰しております、夏季休暇中のまさです。
譲渡された車両の簡易整備第二弾、今回はひび割れ箇所の補強となります。
修理する車両はTOMIX社製の「トラ70000系」です。


ご確認の通り、白くひび割れ箇所が白く見て取れます。
よく目を凝らすとうっすらと反対側までまっすぐに折れかかっている線が見えます。
完全に「ペキッ」と折れてしまう前にプラ板で補強します。


修正箇所内側の寸法は15mm程度(15mmよりわずかに長い?)でしたので16~17mmでプラ板を切り取り、原寸にピッタリ合うまでやすりで少しづつ削っていきます。


プラ板のサイズがあったら接着剤で破損個所に張り付け、接着するまで洗濯ばさみで固定します。
接着したらプラ板の余計なところを切り落として完了。
反対側も同様に補強します。


・・・空気が入って失敗した。
(M)