本日は技術書典19弊サークルブースにお越し頂きありがとうございました。
今回はサプライズで最新号(別冊Vol.4)で取り上げたPC-9801UV11とPC-KD854nを実機実働展示いたしました。
初のポタ電導入でしたが、懐かしいと言ってくださる方がいらしてやった甲斐がありました。
※めっちゃ大変でしたけど。。。
次回は技術書展20か夏コミ二になるかと思いますが、新刊を準備してお待ちしておりますので是非よろしくお願い致します。
(K)
かいちょうです。
すでに直前のご連絡になりますが、技術書典19に出展いたします。
当日は修理した物品を中心に動態でご覧に入れようと考えております。
今回書籍は既刊頒布になりますが、販売可能な全種を取りそろえる予定です。
11/16(日曜日) 池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)(あ32)
にてお待ちしておりますのでよろしくお願い致します。
当サークル初の壁サーです!(笑
それでは今日はこの辺で
(K)
どうも、まさです。
大変お久しぶりです、最近レトロPC・・・というか、PDAの修理記事となります。
「なんでPDAを?」と思われるかもしれません、そりゃそうでしょう。
回答:好きなんだからしょうがないじゃん。
今回のネタはこちらになります。
シャープPDA、PI-5000となります、PIシリーズザウルスの三代目だったかと思います。
8BitCPUですが、大学生協向けポケコンと同じCPUアーキテクチャが採用されており、AddinBASICによりユーザー製アプリも多く作成されました。
(それで遊びたいが為に購入した・・・が理由でもありますが)
さて、このPI-5000ですが販売時は1990年代半ばの為2点ほど問題が発生しております。
1.高級感を出すために塗布された塗装が劣化しベタつきが発生している
(俗に言うプロテイン塗装の劣化)
2.液晶の大部分が黒く変色している
(液晶の問題で有名なビネガーシンドローム)
今回は複数回に分けてPI-5000で遊べるよう(使えるよう)に修理していきます。
裏ブタを外しメインボードの裏側です。
金属フレームの部分はシャープ電子手帳などでも使われている各種機能拡張カードのカードスロットです。
金属フレーム等を淳に外していき、筐体からメインボードを取り出します。
まずは上記写真と同じメインボードの裏面、御覧の通りとくにLSI等はついてません
続けてメインボードの表面、こちらにはCPUやメモリ等各種LSIのほか液晶やタッチパネルを制御するパット・コネクタがあります。
ついでに液晶まわりはこんな感じ。
タッチパネル・液晶と電池ボックス?を含むザウルスの強度を保持するための内部フレーム・・・骨格?がセットになっています。
うーん、液晶ビネガーがひどいですがまずは筐体のプロテイン塗装剥しを優先します。
プロテイン塗装剥しにはほかの皆さんの作業logにも書いてありますがキッチンマジックリンを使います。
筐体にマジックリンをふりかけしばらく放置・そのあとに歯ブラシ等を用いてゴリゴリと『洗浄』、水道で洗い流します。
2~3度ほどマジックリンふりかけ・洗浄・洗い流しを行うと塗装の除去が完成、乾燥させます。
乾燥後に念のため塗装が残っていないか確認して液晶以外を仮組します。
綺麗になりました、正直私としてはプロテイン塗装塗布しない方が「良い」と思うのですが・・・まぁ、これは人によりますね。
次回、ビネガー修理に続きます。
最新刊!
ヨシノローテック技報 別冊 Special Vol.4 レトロPC修理特集2
本誌は、システム開発サークル「ヨシノローテック」の工作活動を纏めた技術情報誌(別冊Vol.4)です。
今回はPC-98のフロッピィディスクドライブとメインボードそしてCRTとLCDのディスプレイの修理方法について機種を特定した密着の修理を特集しました。
既に修理サービスがない製品をどのように調べるか、パーツをどう調達していくかに迫っています。
コンテンツ
Case1 PC-9801UV11 フロッピィディスクドライブ&メインボード修繕
Case2 PC-KD854n コンデンサ交換で安定化
Case3 LCD-RDT242XPB PC-98公式対応のLCDディスプレイをパネル交換
発行:
2025年8月16日第一版発行
2025年8月22日第二版発行(KDP版)
ページ数:A5相当 56ページ(冊子版)
初頒布:コミックマーケットC104
こんにちは。会長です。
本日も中華製イルミネーションの修理ネタをお届けしたいと思います。
前に書いたものとは別の種類の、夜になると単純に光るだけというものもありまして・・・
それも庭に置いておいたところ、数日でいくつかが動かなくなるという憂き目にあっております。
現物がこちら、壁などの端っこに張り付けて使うものになっており、頭にソーラーパネルが配置されています。
裏面がこちらで粘着テープで止めるようになっており、中に入っている抵抗状のものが・・・

よく見ると盛大にぱっくり割れていることがわかります。こんなことってあるの?っという感じです。
それ以外もよく見ると錆びが出ており、どうもコーキングが最初からダメでそのせいで割れる事態になっているように見えます。カラーコードを読むと390オームですが、これ本当に抵抗なのかな?っと思いつつまずは部品をオーダーしてみます。

中に入っているニッケル水素電池は割と元気でちゃんと定格相当1.3Vを維持していました。
白色LEDのVFは3Vぐらいがふつうなので、昇圧コンバータが入ってないとLEDが光りません。だとすると、抵抗だと思っていたこれはコイルなのかも・・・と思ってきました。(中も細いリード線ぐるぐるなのでそうかも)
もう少し解析が必要そうです。
今日はこの辺で
(K)
こんにちは。久しぶりに工作っぽい工作をお届けしたいと思います。
っといってもただのばらしですが・・・。
家の庭で使うように家族がどこかのサイトで中華製のソーラーイルミネーションを買ってきたのですが、一、二回動いたら動かなくなったということで修理依頼が入りました。
こちらがその物品。ジョウロ型になっていて、頭にソーラパネルがあり、夜になるとジョウロの中と外のケーブルが光るというものです。
中を見てみるとLEDがぶら下がっているので箱をまず開けてみます。
中には基板が一枚、ニッケル水素電池が一つ入ってました。よく見ると電池が浮いているので元に戻しておきました。8pin SOPのICがコントロールしているようですが、見た目には他に何が悪いのかよく分かりません。
取り急ぎ電圧を測っても1.2V付近はあるので問題なさそう・・・。案外電池が外れ掛かっていたで終わりかなと思って元に戻しました。
が、昼に充電して夜になっても動かず・・・。う~ん。解析するにしてもICの仕様が全く分からないのでなかなかキツいのです。このタイプは。
安かったのでハズレを引いたと思って新しく買い直すか、元々持っているマイコンボードでとっとと乗っ取るか・・・どっちか考えた方が良いかなと思うところです。
すっきりしない記事で申し訳ないですが、今日はこの辺で。
(K)
お久しぶりです。かいちょうです。
前回投稿からなんと半年近く経ってしまいました。メンバに多くのイベントが発生しなかなか活動ができてなかったのですが、次の技術書典に当選することができたのでそのご報告から投稿再開です。
今回も新刊はなく既刊頒布になりますが、前回の二冊分以上を行いたいと計画しております。
6/1(日曜日) 池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)(い20)
にてお待ちしておりますのでよろしくお願い致します。
それでは今日はこの辺で
(K)