技術書典 17 ご来場ありがとうございました。

先日は技術書展17 弊サークルブースにお越しいただきましてありがとうございました。
初参加ではあったのですが多くの方にご覧戴くことができました。
準備や他のプラットフォームとの関係で今回販売が出来たのは技報Vol.8と技報別冊Rev.1の二冊のみでしたが、興味を持って戴いた方が多かったと感じています。

※当日のブースの様子です。二冊以外も置いてますが、見て戴くだけという体裁でした・・・。

オフライン開催はあと11/17まであと一週間続きますので、お見逃しをされた方は是非以下サイトからお買い求めください。
価格がAmazonとBoothとは異なりますが、電子版と紙版セットの価格となっていますのでお買い得です(笑)。

販売サイト
https://techbookfest.org/organization/am6VvUQXTfS3kFiug4zPtn

次回春も出展を計画しておりますのでそちらでもお会い出来ればと思います。

(K)

技術書典 17に出展します。

お久しぶりです。かいちょうです。

前回投稿から大分時間が経ってしまったのですが、弊サークルは今回初めて技術書典に出展することになりました。
オフライン会場にて頒布を行う予定です。

何分、初のことですのでまだ何をお出し出来るか流動的ですが、新刊は今回なく既刊の一部を頒布させて戴くことになる見込みです。

11/3(日曜日) 池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)う07

にてお待ちしておりますのでよろしくお願い致します。

それでは今日はこの辺で

(K)

新刊:技報Vol.11のご紹介

最新刊!

ヨシノローテック技報 Vol.11 RL78マイコン工作

本誌は、システム開発サークル「ヨシノローテック」の工作活動を纏めた技術情報誌(Vol.11)です。
今号ではレトロPCの一種であるSHARPポケットコンピュータ(ポケコン)の拡張と修繕について
そして、鉄道模型用DCCのコントローラ開発について解説をしています。

ポケットコンピュータ PC-E200/PC-G8xxに対し、超低消費電力でクロック供給ができるクロックジェネレータをRL78/G11を用いて実現。PCとの接続を行うUSBシリアル変換も内蔵し、今の時代に合った機能拡張を行いました。
また、同じくE650系ポケコンのビネガーシンドローム修繕なども行っています。

鉄道模型DCCは今号ではじめてコントローラ側を開発。別冊 Vol.2で開発した超小型コントローラのプログラムを書き換えてDCC対応を行いました。

主なコンテンツ
COVER STORY SHARP PC-E200/G8xx RL78を使った超低消費クロックジェネレータ
Special Topic1 SHARP PC-E650 ビネガ修理と定番メモリ増設
Special Topic2 鉄道模型用DCCを作るRL78超小型DCCコントローラ試作

発行:
2024年08月12日 第一版発行
2024年08月12日 第二版発行
2024年08月15日 第三版発行
2024年08月23日 第四版(KDP版)発行
ページ数:A5相当 52ページ
初頒布:コミックマーケットC104

Amazon Kindleで電子書籍版ダウンロード頒布中!
BOOTHで本頒布中!

コミックマーケット104ご来場ありがとうございました!

 コミックマーケット104の当ブースにお越しいただきましてありがとうございました。

当日、非常に暑く過酷なロケーションでしたが多くの方と技術的な会話を交わすことができまして
大変有意義に過ごすことが出来たと感じております。

引き続き工作活動は続けていきたいと思いますので、ご支援などよろしくお願いいたします。

※最新刊 Vol.11につきましてはBOOTHでの頒布, Kindleでの頒布を準備中です。

今しばらくお待ちいただければと思います。

(K)

初の英語本リリースについて — (2024/05/26)

こんにちは。かいちょうです。

恐らく気づかれている方は皆無かもしれませんが、先月Amazon Kindle向けに当サークル初の英語版技報を発行させていただきました。
その名も“Let’s make Realistic Railroad model controller”です。

表紙を見てピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、これは別冊Vol.2 鉄道模型コントローラ開発特集を英語翻訳したバージョンになります。

これまで、当会の冊子は全て日本語で記載をしていました。しかし、以前より当会ページの閲覧や問い合わせを海外から頂くことがありまして、興味を持たれている方が世界にいらっしゃる認識もありました。

今回、良く纏まっている、海外の方にも興味を持って貰える特集として、別冊Vol.2を翻訳本として出版した次第です。
初めての事だったのでかなり時間が掛かってしまい、出来映えも心配しているところですが、もし興味のある外国の方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただければ幸いです。(笑)

まだ一冊ですが、次はレトロPC修繕(別冊Vol.3)の翻訳を考えています。

それでは今日はこの辺で

(K)

New release:Let’s make Realistic Railroad model controller – Yoshino Lowtech Technical report RL78 micro craft separate volume 2 (English Edition)

This book is the first English book for us.

A cool & miniature model from Japan, Named “Gacha Gacha”
This time, picked up about the process of turning a Realistic Gacha Gacha into a railroad model controller as this article.
Although struggled with an audio IC with unknown specifications and an extremely small enclosure, were able to create an unique and realistic controller with DCC in mind using the newly adopted RL78/G11 microcontroller and motor driver IC.

Table of contents
STEP1 CONCEPT OF DEVELOPMENT
STEP2 FEASIBILITY STUDY
STEP3 CIRCUIT AND LAYOUT DESIGN
STEP4 PROGRAM DEVELOPMENT
STEP5 PCB ASSEMBLY AND ENCLOSURE PROCESSING
STEP6 CHECKING OPERATION AND FUTURE

Issue Date:
First English edition published on March 24, 2024

Distributing e-book ver. on Amazon Kindle!

今週のプチ活動報告(2024/03/24) — ドライブレコーダの設置2

こんにちは。かいちょうです。
前回に続いてドライブレコーダの設置についてレポートしていきたいと思います。
ヒューズボックスですが、空いているポートのどこに電源が来ているかを調べねばなりません。
持っている電圧計でも調べられるのですが、前回紹介したきっとになんと検電器が入っているのでせっかくなので利用してみます。

イグニッションをONにして検電器が反応するポートを見ていきます。

今回使用する横取りは中サイズのものにすることにしました。セットには大、中、小の三種類が入っています。

さらに、ケーブルを遠くから引っ張り込むためのケーブル通しまでついているのでこれで助手席側までダッシュボードの中を通って引き込みます。

中継を取り付けて、

ここまで電源が通ってきているかを再度検電器で確認します。

中継とドライブレコーダの電源プラグを接続してダッシュボード内の邪魔にならないところに押し込みます。

さて、ここからリアに向かって左Aピラーにカメラ配線を這わせていく作業を進めます。左側は右より配線がもともと少ないとは言え、カメラ配線は結構太いのでうまく這わせないとカバーがつけられなくなります。

写真を撮り忘れていましたが、もっとも大変だったリアハッチのゴム管をなんとか通し、リアフットランプの横からカメラ配線を取り出します。

長めに配線を残していたらこんな感じであまりまくってしまいました。でもこれで無事配線終了です。

フロントとリアのカメラを台座と一緒に両面テープで取り付けて設置完了です。

大した作業ではないのですが、なんだかんだで2時間以上かかりました。慣れていない作業というのはかかるものですね。

今日はこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2024/03/17) — ドライブレコーダの設置1

こんにちは。かいちょうです。

またしても時間が空いてしまいましたが、久しぶりに車いぢりをしたのでその様子をレポートしたいと思います。

昨今、ドライブレコーダをつける、あるいは最初からついている車が増えているようなので、うちの古い車にもつけようと思って買ってみました。

以前だと電源はクランプのような部品で主の電源ラインから横取りしてくることをしていましたが、最近はヒューズボックスから横取りできるものがあるということでAmazonで買ってみました。

それがこちら。1500円ぐらいだったのにしっかりとケーブルがはいっています。そして主役のドライブレコーダがこちら。

COMTEC社のデュアルカメラです。こちらを車につけていきます。取り付けるのは以前にも取り上げたことがあるK11マーチです。まずはダッシュボードを外すためにAピラーのカバーを外します。基本的には引っ張るだけで外れます。右Aピラーにはナビ関係の配線がすでに入っているのでここにさらに追加するのは難しそうです。反対側も同様に外します。

続いてダッシュボードについているセンサを外します。こちらはオートライト用の照度センサです。マイナスドライバで浮かせてユニットを引っ張りだし、コネクタを外すとダッシュボードを取り出すことができます。

ここまで外すとダッシュボードを浮かせることができます。とるとこんな感じです。

続いて電源を取るためにヒューズボックスをアクセスします。ヒューズボックスはこの車の場合、運転席の右下にあります。ヒューズボックスの下にあるコネクタは確かコンサルト(診断器)を接続するための通信インタフェースポートだったはずです。

これから、ヒューズボックスの適当な空きポートから電源を引っ張り出します。少々長くなりそうなので今日はこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2024/02/04) — 今時の78K環境維持について

しばらく時間が空いてしまいすみません。かいちょうです。

いろいろ繁多で書こうと思っていては時期を逸するというのを繰り返したら年が明けてました・・・。

さて、本日は最近の78K開発環境についてちょっと書いてみたいと思います。

ご存じな方もいらっしゃるかもしれませんが、コロナ禍のちょっと前に当サークルで使うメインのマイコンは78K0S/Kx1+からRL78に変更していました。

最も大きな理由の一つはDCC用のプログラムが肥大化してきてROM/RAMが厳しくなってきたことですが、他の理由としては、開発環境の維持がありました。
78K0シリーズは開発環境が64bit Windowsにも対応していたのですが、さらに古い78K0Sシリーズは例えば対応するIDEがPM+というさらに古い時代で32bit Windowsにしか対応しておりません。

実際は無視してPM+自体は動かすことができなくはないのですが、実はデバッガ(MINICUBE2)が使用できないという問題が発生します。
これは、64bitのデバッガのデバイス情報を認識することができないという問題なのでどうにもできません。唯一の方法はVMwareなどでWindows7やWindowsXp環境を構築しておくこと・・・・。だったのですが、上記のROM/RAM容量の問題もあったので移行することにしました。

さて、なんでこのような話を出したかというと、昨年のコミケットC101で78Kシリーズの古い環境について悩まれている同志の方に出会ったからです。その方は、78Kマイコンを使ったセットを再生産しなければならなくなったが、フラッシュプログラミング関係の情報をどう見つけてよいか分からず困っている・・・っとお話をされていました。

古い製品はデバイスを見つけることも困難なケースがありますが、それ以上に開発環境の情報を見つけて維持するのが困難になりつつあります。そんなお困りごとのお話にインスパイアされまして、今回(っといいつつもう半年前になってしまいましたが)、「令和5年版78K・RL78移行ガイド」という特集をVol.9に追記し、Kindleとしてリリースをしました。

この記事では、78K0S, 78Kシリーズについて、製品ごとにEOL/継続生産の状況とツールの組み合わせや入手の方法について解説しています。また、RL78に移行する場合の移行先製品や実例でどのくらいパフォーマンスが上がったか・・・などについて触れています。

もし同じような事で困っている方がいらっしゃるようでしたら、ご覧いただければと思います。

今日はこの辺で

(K)