今週のプチ活動報告(2021/11/06) — TOMIX LSE 座席色差し開始

こんにちは。 かいちょうです。

今回はいよいよ塗装に入ります。

塗装は相当久しぶりだったので、道具を買い揃えました。今回は複雑な造形がある座席なので、筆塗でやってみます。
まずは、座席以外の部分をマスキングして・・・

筆で塗っていきます。

が、問題発生。マスキングテープとの相性でしょうか、マスキングの下に塗料が浸透しています。
ん~、複雑な塗分けは難しそうです。枕カバーの再現をどうするか考えなければ・・・。

乾いてから仮に車両へ入れてみましたが、雰囲気は出ているようです。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/30) — TOMIX LSE 座席色差し下準備

こんにちは。かいちょうです。

前回の失敗を踏まえ、塗装でシートと枕カバーを再現するべく、まずは準備を行いたいと思います。

今回はシートの一部に穴をあけます。
なぜ穴をあけるかというと、下に入っているウェイトに室内灯の足(集電バネ)を接触できるようにするためです。
TOMIX LSEは正式には室内灯に対応していませんが、ちょうどよいところにウェイトはめ殺し部を避ける穴が半分あいています。

写真で言うとここですね。
ここにドリルを入れて穴を拡張します。

地味な作業ですが塗装する前にやっておかないと手間が増えるので先にやっちゃいます。

今日は短いですがこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/23) — TOMIX LSE 枕カバーの再現検討

 こんにちは。かいちょうです。

今日は、先日報告したTOMIX 92605 小田急ロマンスカー 7000形 LSE の電気連結器 DCC 室内灯システム導入に先んじて室内のグレードアップを図ろう・・・という検討の模様(失敗)をお伝えします。

この、LSEは、原設計が80年代(多分)ということで、正式には室内灯対応していません。そして、室内は光源で照らされることを想定されていないため、無塗装(灰色)です。

このままだと室内灯を入れても灰色が強調されるだけで寂しい・・・っと思い、思い切って購入約30年目にして初の室内塗装を施そうと考えました。

っといっても、プラモ塗装なんて25年以上やっていないので、なるべく失敗しないように、かつ手が掛かりすぎないようと思って検討をします。

やりたいことは座席に色を付けること、そして特急車たる証、枕カバーを付けることです。

2000年代半ばに発売されたマイクロエースのSE, SSE, NSEはその辺が再現されているので、その辺に近づけたい!っと思っています。

が、枕カバーはものすごく小さいので経験不足のわたくしは失敗必至・・・ということで、その部分は白いマスキングテープでなんとかならないかと考えました。

で、試しにプリンタで紙に印刷してみました。

模型の座席を眺めながら横2m 縦1mの方眼状に印刷。これをカッターで切って座席に乗せ、雰囲気を確認します。

はい。結論はこんな感じ。失敗です。
そもそも紙で印刷したものは小さすぎてピンセットでもうまく座席に乗せることが出来ません。(当たり前)
座席の頂点で曲げるなんてさらに困難です。
もういくつも飛んで行ってしまいました。
本番はマスキングテープだとは言え、紙の反発を考えると定着なんて絶対にしてくれそうにありません。
(実際、この後同じサイズに白のマスキングテープを切ってみたが、張り付けることはできませんでした)

やはり禁断(?)の塗装で表現するしかなさそうです。残念。
というか、塗装うまくいくのか?

(K)

今週のプチ活動報告(2021/09/13) — 小田急LSE/HiSE用 電気連結器 DCC 室内灯システム 設計完了

こんにちは。かいちょうです。

本日は長い間設計を続けていた TOMIXの小田急LSE/HiSE用の基板について、設計完了とT.O.(基板発注)が完了したのでご報告です。これまでちょくちょくブログ記事にしていましたが、これは、RL78/G11のDCCシステムをベースに
・電気連結器
・DCC
・室内灯
の三つが実現できるシステムになっています。さらに、LSEについては標準のヘッドライトユニット置き換えも含んでいます。


こちらが設計した基板群で、全部で13種あります。


こちらは基板メーカで切り出し用に一部基板を再配置頂いた結果です。すでに製造に入っているので、数週間後には手元に届く予定です。

多数の機能、複雑な形状、車体側の改造などもあるので少しづつ紹介をさせていただいた上で、最終的には技報としてまとめたいと思います。(コロナ禍で何時頒布できるかわかりませんが…)

設計開始時期の資料を見たら日付が3年以上前でした・・・。3年分のお楽しみという事でご期待ください。

それでは今日はこの辺で

(K)

今週の活動報告(2020/01/25)—LED基板半分完成

こんにちは。会長です。

今日もマサ氏はLED基板を黙々と作っています。

漸く半分の3枚が出来たので数十分動かして発熱が問題ないかを確認します。

出来た基板を全て並列に接続してみます。
1枚の基板に3×3の9個のLEDを搭載しています。
基板三枚で9並列3直列ということになりますね。

電源の横に何やら測定器とは違うものが・・・これは次週にご紹介したいと思います。

 

只今の電流は約110mA。1系統あたり20mAいかない程度です。
これを400mA程度まで上げ、数十分放置しました。
LED 1個は120mAまで耐えられるので、これでも出力の半分以下です。(流れる電流が均等なら・・・ですが)

結果は触れないほどではないが、結構熱くなりました。

状態によって、放熱板を考えないといけないかも・・・ですね。

これから残り3枚を作って6枚になったら点灯する電源とシステムの作成を行う予定です。

(K)

今週の活動報告(2020/01/18)—LED基板の改造。。。

新年明けましておめでとうございます、
今年も当サークル『ヨシノローテック』をよろしくお願いします。

さて、2020年一発目の活動報告です。今回は水耕栽培機のLED基板再構築です。
昨年ちょっと報告しましたが、従来までの砲弾型LEDの光量不足を解決するため、表面実装でそこそこ出力あるLEDに変えようとしています。改めてLEDのスペックを示します。

◆選んだ表面実装LED
・IF:120mA
・VF:3.0~3.1V
・発光色:クールホワイト
・逆耐圧:5V
・光度:10000~12500mcd
・半減角:120°
・寸法:3.5×3.5×0.9mm

LEDは秋月通販コードI-14088を使っています。これはパワーLEDほどではありませんが0.5W級の出力がある白色LEDです。
以前市販品の水耕栽培機と自作中の水耕栽培機の比較検証を行おうとして購入した「ユーイング社製:グリーンファーム キューブ」の機器仕様を元に、近しいと思われるスペックを選びました。

10個/袋でしたので、5袋ほど購入し以前より購入していた秋月製のガラス基板に貼り付けていきます。

それほど時間をかけず2枚ほど作成、ワザと間隔をあけてはんだ付けしたのは「どれだけ放熱するのか」が未確認なのと、作物に対しまんべんなく光が当たるようにしたかったためです。
ちなみに本構成で3直列3ラインとなっています。

早速、安定化電源に接続し徐々に電圧を上げLEDが発行するか確認します。
・・・Oh!何一つ発光しないっ、というか、安定化電源の電流制限が発動しています。全ショートしとるっ
原因はLEDの裏面に有る放熱パットと基板のパターンが接触しているためでした。

LED側の放熱パットが中央にあること、基板が元々砲弾型LED用に作られていたため、LEDの中央部まで両端パッドがあるためのようです。(下写真)

LEDの放熱パットをはがすことはできないので、基板のパターンを1/2化する突貫工事を行います。

今度は事前にテスタでショートが無いか確認してから、再度電源投入します。

良かった、今度はちゃんと点灯します。
2月中には実験予定ですので、少しピッチを上げて作業を進めていく予定です。
・・・間に合うかな?
(M)

今週の活動報告(2019/12/24)—ハロウィン基板の応用

こんにちは。かいちょうです。

今日は活動日ではありませんが、ちょっとした工作を家で行ったのでその模様を報告したいと思います。

それはまさに本日(12/24)の為の工作、クリスマスツリーです。

元々、昨年LED点灯の小さなツリーを買ってました。それがこちら

見た目は小さくてもツリー然しているので、良い感じに見えますが、問題は静止画では分からないLEDの点灯です。
このツリー、実はスイッチを入れると複数の白色LEDがただ単純に点灯するだけなんです。

私のイメージの中にあるツリーはコンセントを入れるとピカピカいろんな色で点灯するもの・・・
昨年は時間がなくて我慢していたのですが、なんとか今年はいろんな色で点滅させたい・・・
ということで、早速改造です。

中身をあけてみます。というか、昨年構造はあらかた調べていたので再確認レベルです。
このツリーはなんと抵抗を一本だけ使ってその先はパラレルに繋がっているだけというかなり輝度がいい加減な(割り切った)仕様でした。
ここは思い切って根本を切り離します。

プラプラしているのが既設のLED配線です。
実は今年作ったハロウィンイルミネーション基板は元々これを改造するために仕掛けがしてありました。

それは、LEDのパターンとは別にマイコンの端子を基板に引き出してあること・・・。
基板の端子にLEDを接続すれば、外のLEDをマイコンで制御でき様に作ってあります。
今回はその機能を活用して既存のLEDにプラスアルファ6系統のLEDを接続します。

細かい内容は省略しますが、木と同色の緑色配線を行って、白以外のLEDを増設しました。
点灯パターンと速度もちょっとだけプログラムを変えてツリーっぽくしました。
実際の点灯状態はこちらです。

小さいツリーだったので、改造はお酒を飲みながら2時間ちょっとで終わりました。
家族に見せた所、もう少しLEDを増やしてほしいとの要望が・・・。

まだ端子のあまりがあるので来年再増設しようと考えています。

今年最後ですが、小ネタですみません。

また来年よろしくお願いします。

(K)

今週の活動報告(20191014)—ハロウィンイルミネーション基板試作 その2 ソフトウェア

ちょっと、時間が空いてしまいましたがイルミネーション基板の試作について投稿します。
前回試作で一枚できたのでプログラム開発と書き込みを行います。

プログラムは、PM+ ( CC78K0S, RA78K0S ) で開発します。本当は Windows 32bit でないと動かない筈ですが、インストールするフォルダを注意してインストールすると Windows 64bit ( かいちょうは Windows 7 64bit )で動いてれたので、この環境で取り急ぎ使ってみます。
※メーカサポート外の使い方ですのでメーカにお問い合わせ等はしないようにお願いします。なお、結局書き込み系、デバッグ系ツールは32bit環境が必要なので実用的には32bit環境が必須です。

マイコンの周辺機能設定は Applilet2 というコード生成を使います。このツールも今の CS+ ではコード生成機能として IDE に統合されているので、かなり古い世代のツールです。

出力した周辺機能のコードに main 関数でコードを書いていきます。
取り急ぎ、暫定として固定パターン、ランダムパターン、固定パターンを繰り返すプログラムを作り、コンパイルを行います。
ちょっとコード生成機能の設定とRAM領域設定のコンパイルオプションに手間取りますが無事終了。

Virtual PC ( Windows XP 32bit ) を立ち上げて書き込み用ツールを起動します。

書き込み用ツールは昔なつかしい NEC時代のツール PG-FPL2 です。このツール、かいちょうが若いときにキャンペーンで買ったツールです。今は一万円ぐらいで複数のマイコンに対応したデバッグ・書き込み用ツールが十分買える(というか、おつりがくる)のですが、このときは78K0S専用の書き込みツールでこのくらいの値段がしました。

久しぶりに立ち上げたソフト類の画面がこちら。

Windows7の画面に PM+ が、 Virtual PCの画面に PG-FPL2 の画面が見えると思います。
来年には Virtual PC を Windows 7 ごとポイしないといけないので、今年中に 78K0S のソフトを作り上げないといけません。
久しぶりでしたが、無事に書き込みが終了、PG-FPL2 の配線を電源とGNDだけにしてマイコンに給電してみます

無事動いてくれました。これで後は

 ・実装済み基板を増産する(もちろん手付け)
 ・プログラムをもうちょっと改良(固定パターンを増やす)
 ・ペットボトルの外箱を作る

で完成です。先が長いな~。

次回は基板実装の増産の様子を投稿します。

お知らせ

10月26日(土), 27日(日)に
東大宮コミュニティセンタ
〒337-0051 埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目31−1
にて開催される
「東大宮コミセン祭」
の展示に出展します。
特に
27日 13:00- 15:00
には、本投稿で取り上げている
「ハロウィンイルミネーション」
の体験コーナーを実施します。200円で作れますので是非ご参加ください。

(K)

今週の活動報告(20190916)—ハロウィンイルミネーション基板試作 その1

前回に引き続いてハロウィンイルミネーションの試作についてお届けします。

今回は一枚完成品を作りながら、一番大変なマイコンを全部基板につけてしまう作業を行います。
※本当は一枚完成品を作ってから失敗がないことを確認して・・・がよいですが、単純な回路なので並行生産します(ぉ

今回も半田付けの鉄人マサ氏ががんばってくれます。マイコンの位置あわせを慎重に・・・

マイコンはデッドストックになりつつあった 78K0S/KU1+(UPD78F9202) をまず使います。
トレーに乗っているこの12個が手持ち最後です。一個一個にお別れを言いながら(笑)丁寧に乗せていきます。

今回、基板は20枚+展示デモ数枚を想定しており、KU1+だけでは足らなくなるため、不足分はこれまたデッドストック手前の 78K0S/KA1+(UPD78F9222) を使います。KU1+とKA1+は周辺もほぼ同一なので、プログラムもソースは共通化できるメリットがあります。それでも足りなくなった場合のために最後の砦として現役バリバリマイコンのRL78/G12のパターンも用意。準備は完璧です。

出来上がった裏面です。電池はCR2032を使います。一番上は電源スイッチです。ほかに抵抗が乗ってますがマイコンもちっさいのであまり目立ちません。

表面です。基板設計時に部品配置をほぼゼロにしたので、配線用のViaとスイッチの半田以外はあまり目立たないと思います。
LEDをつけてみると意外にLEDがでっかく見えますね。(実際は3mmの砲弾型LEDなので、そんなに大きくないのですが)

次回はソフトウェアの開発と書き込みの様子をご覧頂こうと思います。

(K)

今週の活動報告(20190901)—ハロウィンイルミネーション基板

お久しぶりです。かいちょうです。

コミケが終わってからまったく音沙汰がないような状態でしたが、裏では粛々と活動を行っておりました。

技報Vol.9で特集しました通り、10月末の東大宮コミセン祭体験コーナに向けてハロウィンイルミネーションの開発を進めております。

技報では基板発注するところまで書いて時間切れでしたが、その後、基板が出来上がるところまでできたのでちょっとご紹介します。

今回はシルクとレジスト色の関係でPCB GOGOさんにお願いすることにしました。

出来上がったのがこちら

思ったよりしっかりかぼちゃっぽくなっていますが、細かいところは・・・まぁ、見なかったことにしましょう。

裏面は予想通り、マイコン3つなのでかなりにぎやかです。

これから時間を作ってまずは試作品を作っていきたいと思います。

お知らせ
今年のコミセン祭は

10月26日, 27日
東大宮コミュニティセンタ
〒337-0051 埼玉県さいたま市見沼区東大宮4丁目31−1

で開催予定です。体験コーナ以外にもヨシノローテックとしての展示も行います。
是非、ご来場ください。

(K)