こんにちは、会長です。
最近の投稿がほぼイベント参加とその御礼になりつつありますが・・・
弊サークルはご縁があり、今夏に開催予定のコミックマーケット106に再び出展することになりました。
8/17 日曜日 東地区 “U”ブロック-32a(東7ホール)
になります。
今回はDCCのネタがちょっとまだそろって無いため、進捗著しい(?)レトロPCの特集記事で行きたいと思っております。
記事の準備に全力を向けようと思いますのでご期待ください。
(K)
最新刊!
ヨシノローテック技報 Vol.11 RL78マイコン工作
本誌は、システム開発サークル「ヨシノローテック」の工作活動を纏めた技術情報誌(Vol.11)です。
今号ではレトロPCの一種であるSHARPポケットコンピュータ(ポケコン)の拡張と修繕について
そして、鉄道模型用DCCのコントローラ開発について解説をしています。
ポケットコンピュータ PC-E200/PC-G8xxに対し、超低消費電力でクロック供給ができるクロックジェネレータをRL78/G11を用いて実現。PCとの接続を行うUSBシリアル変換も内蔵し、今の時代に合った機能拡張を行いました。
また、同じくE650系ポケコンのビネガーシンドローム修繕なども行っています。
鉄道模型DCCは今号ではじめてコントローラ側を開発。別冊 Vol.2で開発した超小型コントローラのプログラムを書き換えてDCC対応を行いました。
主なコンテンツ
COVER STORY SHARP PC-E200/G8xx RL78を使った超低消費クロックジェネレータ
Special Topic1 SHARP PC-E650 ビネガ修理と定番メモリ増設
Special Topic2 鉄道模型用DCCを作るRL78超小型DCCコントローラ試作
発行:
2024年08月12日 第一版発行
2024年08月12日 第二版発行
2024年08月15日 第三版発行
2024年08月23日 第四版(KDP版)発行
ページ数:A5相当 52ページ
初頒布:コミックマーケットC104
しばらく時間が空いてしまいすみません。かいちょうです。
いろいろ繁多で書こうと思っていては時期を逸するというのを繰り返したら年が明けてました・・・。
さて、本日は最近の78K開発環境についてちょっと書いてみたいと思います。
ご存じな方もいらっしゃるかもしれませんが、コロナ禍のちょっと前に当サークルで使うメインのマイコンは78K0S/Kx1+からRL78に変更していました。
最も大きな理由の一つはDCC用のプログラムが肥大化してきてROM/RAMが厳しくなってきたことですが、他の理由としては、開発環境の維持がありました。
78K0シリーズは開発環境が64bit Windowsにも対応していたのですが、さらに古い78K0Sシリーズは例えば対応するIDEがPM+というさらに古い時代で32bit Windowsにしか対応しておりません。
実際は無視してPM+自体は動かすことができなくはないのですが、実はデバッガ(MINICUBE2)が使用できないという問題が発生します。
これは、64bitのデバッガのデバイス情報を認識することができないという問題なのでどうにもできません。唯一の方法はVMwareなどでWindows7やWindowsXp環境を構築しておくこと・・・・。だったのですが、上記のROM/RAM容量の問題もあったので移行することにしました。
さて、なんでこのような話を出したかというと、昨年のコミケットC101で78Kシリーズの古い環境について悩まれている同志の方に出会ったからです。その方は、78Kマイコンを使ったセットを再生産しなければならなくなったが、フラッシュプログラミング関係の情報をどう見つけてよいか分からず困っている・・・っとお話をされていました。
古い製品はデバイスを見つけることも困難なケースがありますが、それ以上に開発環境の情報を見つけて維持するのが困難になりつつあります。そんなお困りごとのお話にインスパイアされまして、今回(っといいつつもう半年前になってしまいましたが)、「令和5年版78K・RL78移行ガイド」という特集をVol.9に追記し、Kindleとしてリリースをしました。
この記事では、78K0S, 78Kシリーズについて、製品ごとにEOL/継続生産の状況とツールの組み合わせや入手の方法について解説しています。また、RL78に移行する場合の移行先製品や実例でどのくらいパフォーマンスが上がったか・・・などについて触れています。
もし同じような事で困っている方がいらっしゃるようでしたら、ご覧いただければと思います。
今日はこの辺で
(K)
こんにちは。かいちょうです。
今日は工作ではなく、KDP出版のお話をちょっとだけ。。。
ご存じのように弊サークルの技術情報誌(以下技報)はコミケなどで頒布をさせていただいておりますが、Amazonでも電子版(Kindle Direct Publishing:KDP)を頒布しています。
例年、コミケ終了後にKDP版を作るのですが、この作業がちょっと大げさですが一大事です。
紙媒体の元原稿から電子書籍へ変換し、KDPサイトに登録していくのですが・・・
何が問題って・・・大体一年に一度ぐらいしかやらないので手続きを忘れてしまうんです(笑)
その都度思い出しながら変換を掛けたりフォームに記入したりするのですが、しばらくすると過去の冊子と微妙に細部が異なってしまっているとかに気づきます。
今回、別冊Vol.2を出すにあたり、主に見やすさ、Webリンクの見せ方と張り替えなどを中心に過去版も含めて更新を行ったのですが、これが何時間もかかっています。
既にAmazonをご覧の方はお気づきかもしれませんが、過去KDP出だしている4冊分(Vol.8, 10, 別冊2冊)が全部1月に更新されています。
今後はそういった差異が出ないように手順書を作ることにしました。(いまさらかい)
ただ、Webリンクなどはどうしても相手先都合で変わってしまうので、数年間全く更新しないというのは難しそうです。
電子書籍はプラットフォームとして素晴らしいと思うのですが、維持するのはそこそこ掛かるっと思う今日この頃です。
(K)
ヨシノローテック技報 別冊 Vol.2 鉄道模型コントローラ開発特集
別冊スペシャル版第二弾
7年ぶりの別冊は完全新作として鉄道模型コントローラの開発を特集。
リアルな造形のガチャガチャおもちゃを思いきり弄って鉄道模型のコントローラにする過程をお届けします。
仕様不明な音声ICと極小の筐体に苦心するも新規採用のRL78/G11マイコンでDCCも見据えたシステムを構築しました。
主なコンテンツ
STEP1 開発コンセプト
STEP2 実現性検討
STEP3 回路設計とレイアウト
STEP4 プログラム開発
STEP5 基板設計と筐体加工
STEP6 動作確認と発展
発行:
2022年12月31日第一版発行
2023年1月15日第二版発行
ページ数:A5相当 52ページ
初頒布:コミックマーケットC101
こんにちは。かいちょうです。
久しぶりの投稿なのですが・・・すでに検索をされた方はご存じかもしれませんが、記念すべきコミケット100は大変残念ながら落選と相成りました。(書類不備ではないですよ)
今回、久しぶりの夏参加・・・を祈願していたのですが残念ながら叶わずです。ちょうど忙しくなってきていたのでネタが危ぶまれるところではあったので、この落選を前向きに捉え、ネタ作りの時間に充てたいと考えています。
※DCCとかあるはあるんですけどね。
期待されていた方は大変申し訳ございません。様々な機会を使って行きたいとは思っていますので、冬コミ前になんらかあるかもしれません。今後もよろしくお願いします。
今日はこの辺で。
(K)
ヨシノローテック技報 Vol.10 RL78マイコン工作
約二年半ぶりに発行した本誌は人気のDCCとレトロPCを中心に特集。
TOMIXの小田急ロマンスカー旧型を最新装備にするべく専用の室内灯DCCデコーダ、電気連結器を開発。その模様を取りあげています。レトロPCは不動の人気機種PC-8801mkIISRがまさに不動となったので電源修繕に取り組みます。
その他、RL78第二世代製品の緊急特集も掲載した記事も掲載。充実の52ページです。
主なコンテンツ
COVER STORY 鉄道模型用DCCを作る第9回「TOMIX 小田急ロマンスカーLSE HiSE対応DCCデコーダ」
Special Topic1 レトロPC特集 PC-8801mkIISR復活「電源ユニットの修繕(前編)」
Special Topic2 緊急特集RL78第二世代発表「新マイコンの秘密を探る」
発行:2021年12月31日
ページ数:A5相当 52ページ
初頒布:コミックマーケットC99
こんにちは。
会長です。ヨシノローテック C99 参加についてのお知らせです。
当サークルはこの度二年ぶりに開催されるコミックマーケット C99に参加することになりました。
12月31日 金曜日 東京ビックサイト 東ト ブロック01b
にて、皆様にお目にかかる予定です。
既にカタログにて公表されておりますが、当日は以下のような新ネタを間に合えば技報新刊として頒布予定です。
コロナ禍の開催であるため、感染予防対策をした上で臨む所存です。
ぜひよろしくお願いいたします。
※11/12が当落発表というのをすっかり忘れ、人に指摘されて気づきました。。。
※単独参加は2018年夏以来およそ3年半ぶりになります。これまでに書き溜めた内容を急ピッチでまとめなければ。。。
(K)