今週のプチ活動報告(2021/11/13) — TOMIX LSE モータ車基板 仮組

 こんにちは。かいちょうです。

今日はやっと届いた基板を使ってTOMIX LSE モータ車へ仮組をしてみたいと思います。
実は今回ElecrowさんとPCB GOGOさんに分けて基板を出していました。
下馬評と過去の発注から

Elecrow : 比較的外形が単純で精度がいらないので廉価に済ませたいもの
PCB GOGO : 外形が複雑で位置合わせ精度も求められるもの

という分け方をしてました。今回はElecrow分が届いたので簡単にご披露します。
こんな感じの基板が届きました。

上の写真はすでにモータ車の金属製ウェイトを外して代わりとなる基板プレートを装着した状態にしています。
Elecrowは以前頼んだ時にバリやシルクカスレが多かったのですが、今回はわりかし良い感じです。
が、よく見ると外形図ではまっすぐ描いたところであるにも関わらず、ミル切り出しのルータ残りがあったりしています。
この辺は・・・まぁ、ニッパーで切り落とせばいいですが・・・あと一歩というところですね。

こちらがモータ車の上基板(制御基板)を乗せた状態です。この基板はアナログ専用運転 or DZ-123のような市販DCCを搭載することを想定したものなので、中央に大きな穴をあけています。この後車体に入れてみましたが、先ほどのプレート部が若干目立つものの、以前のウェイトめいっぱいよりは空間が確保できています。(というか、室内灯の点灯を実現させるためにそのような構造となるように改めました。)

モータ車向けにはPCB GOGO側に発注している方でオリジナルのDCC回路を搭載したバージョンもあります。
そちらの方は届き次第ご紹介したいと思います。

お知らせ : 今回のDCC化に際しては次号に技報で特集を行う予定です。コロナ禍で発行日は未定ですが、Amazon Kindleとしても出すことを計画しております。ご期待ください。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/11/06) — TOMIX LSE 座席色差し開始

こんにちは。 かいちょうです。

今回はいよいよ塗装に入ります。

塗装は相当久しぶりだったので、道具を買い揃えました。今回は複雑な造形がある座席なので、筆塗でやってみます。
まずは、座席以外の部分をマスキングして・・・

筆で塗っていきます。

が、問題発生。マスキングテープとの相性でしょうか、マスキングの下に塗料が浸透しています。
ん~、複雑な塗分けは難しそうです。枕カバーの再現をどうするか考えなければ・・・。

乾いてから仮に車両へ入れてみましたが、雰囲気は出ているようです。

今日はこの辺で

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/30) — TOMIX LSE 座席色差し下準備

こんにちは。かいちょうです。

前回の失敗を踏まえ、塗装でシートと枕カバーを再現するべく、まずは準備を行いたいと思います。

今回はシートの一部に穴をあけます。
なぜ穴をあけるかというと、下に入っているウェイトに室内灯の足(集電バネ)を接触できるようにするためです。
TOMIX LSEは正式には室内灯に対応していませんが、ちょうどよいところにウェイトはめ殺し部を避ける穴が半分あいています。

写真で言うとここですね。
ここにドリルを入れて穴を拡張します。

地味な作業ですが塗装する前にやっておかないと手間が増えるので先にやっちゃいます。

今日は短いですがこの辺で。

(K)

今週のプチ活動報告(2021/10/23) — TOMIX LSE 枕カバーの再現検討

 こんにちは。かいちょうです。

今日は、先日報告したTOMIX 92605 小田急ロマンスカー 7000形 LSE の電気連結器 DCC 室内灯システム導入に先んじて室内のグレードアップを図ろう・・・という検討の模様(失敗)をお伝えします。

この、LSEは、原設計が80年代(多分)ということで、正式には室内灯対応していません。そして、室内は光源で照らされることを想定されていないため、無塗装(灰色)です。

このままだと室内灯を入れても灰色が強調されるだけで寂しい・・・っと思い、思い切って購入約30年目にして初の室内塗装を施そうと考えました。

っといっても、プラモ塗装なんて25年以上やっていないので、なるべく失敗しないように、かつ手が掛かりすぎないようと思って検討をします。

やりたいことは座席に色を付けること、そして特急車たる証、枕カバーを付けることです。

2000年代半ばに発売されたマイクロエースのSE, SSE, NSEはその辺が再現されているので、その辺に近づけたい!っと思っています。

が、枕カバーはものすごく小さいので経験不足のわたくしは失敗必至・・・ということで、その部分は白いマスキングテープでなんとかならないかと考えました。

で、試しにプリンタで紙に印刷してみました。

模型の座席を眺めながら横2m 縦1mの方眼状に印刷。これをカッターで切って座席に乗せ、雰囲気を確認します。

はい。結論はこんな感じ。失敗です。
そもそも紙で印刷したものは小さすぎてピンセットでもうまく座席に乗せることが出来ません。(当たり前)
座席の頂点で曲げるなんてさらに困難です。
もういくつも飛んで行ってしまいました。
本番はマスキングテープだとは言え、紙の反発を考えると定着なんて絶対にしてくれそうにありません。
(実際、この後同じサイズに白のマスキングテープを切ってみたが、張り付けることはできませんでした)

やはり禁断(?)の塗装で表現するしかなさそうです。残念。
というか、塗装うまくいくのか?

(K)

今週のプチ活動報告(2021/09/13) — 小田急LSE/HiSE用 電気連結器 DCC 室内灯システム 設計完了

こんにちは。かいちょうです。

本日は長い間設計を続けていた TOMIXの小田急LSE/HiSE用の基板について、設計完了とT.O.(基板発注)が完了したのでご報告です。これまでちょくちょくブログ記事にしていましたが、これは、RL78/G11のDCCシステムをベースに
・電気連結器
・DCC
・室内灯
の三つが実現できるシステムになっています。さらに、LSEについては標準のヘッドライトユニット置き換えも含んでいます。


こちらが設計した基板群で、全部で13種あります。


こちらは基板メーカで切り出し用に一部基板を再配置頂いた結果です。すでに製造に入っているので、数週間後には手元に届く予定です。

多数の機能、複雑な形状、車体側の改造などもあるので少しづつ紹介をさせていただいた上で、最終的には技報としてまとめたいと思います。(コロナ禍で何時頒布できるかわかりませんが…)

設計開始時期の資料を見たら日付が3年以上前でした・・・。3年分のお楽しみという事でご期待ください。

それでは今日はこの辺で

(K)

今週の活動報告(2019/12/24)—ハロウィン基板の応用

こんにちは。かいちょうです。

今日は活動日ではありませんが、ちょっとした工作を家で行ったのでその模様を報告したいと思います。

それはまさに本日(12/24)の為の工作、クリスマスツリーです。

元々、昨年LED点灯の小さなツリーを買ってました。それがこちら

見た目は小さくてもツリー然しているので、良い感じに見えますが、問題は静止画では分からないLEDの点灯です。
このツリー、実はスイッチを入れると複数の白色LEDがただ単純に点灯するだけなんです。

私のイメージの中にあるツリーはコンセントを入れるとピカピカいろんな色で点灯するもの・・・
昨年は時間がなくて我慢していたのですが、なんとか今年はいろんな色で点滅させたい・・・
ということで、早速改造です。

中身をあけてみます。というか、昨年構造はあらかた調べていたので再確認レベルです。
このツリーはなんと抵抗を一本だけ使ってその先はパラレルに繋がっているだけというかなり輝度がいい加減な(割り切った)仕様でした。
ここは思い切って根本を切り離します。

プラプラしているのが既設のLED配線です。
実は今年作ったハロウィンイルミネーション基板は元々これを改造するために仕掛けがしてありました。

それは、LEDのパターンとは別にマイコンの端子を基板に引き出してあること・・・。
基板の端子にLEDを接続すれば、外のLEDをマイコンで制御でき様に作ってあります。
今回はその機能を活用して既存のLEDにプラスアルファ6系統のLEDを接続します。

細かい内容は省略しますが、木と同色の緑色配線を行って、白以外のLEDを増設しました。
点灯パターンと速度もちょっとだけプログラムを変えてツリーっぽくしました。
実際の点灯状態はこちらです。

小さいツリーだったので、改造はお酒を飲みながら2時間ちょっとで終わりました。
家族に見せた所、もう少しLEDを増やしてほしいとの要望が・・・。

まだ端子のあまりがあるので来年再増設しようと考えています。

今年最後ですが、小ネタですみません。

また来年よろしくお願いします。

(K)

今週の活動報告(2017/07/01)—謎基板の電流測定

今週の活動報告をします。

既にコミケに向けて作品調整の段階に入っているのですが、あまり出し過ぎると、当日つまらなくなってしまうので、ちょこっとだけ様子をご覧頂こうと思っています。
こちら、謎基板の動作試験をしている様子です。

ボード自身は出来あがっていて、既に動く状態なのですが、ネタバレし過ぎないようにするため、ちょっとそっぽを向いてもらっています。
さて、何をやっているかと言うと・・・電流測定。。。
元々このボードは結構電力大飯喰らいなので、ACアダプタから給電するように設計しました。
が、ご存じの通りコミケ会場にサークルが使用できるコンセントはありません。頼りの綱はモバイルバッテリ・・・ということで、モバイルバッテリでどのくらいの時間を稼働できるか計算するため、安定化電源を使って電流測定を行っています。
ん~一部回路だけで平均200mA@5V喰ってます。デカいな~。
変換ロス0であれば1000mAhのモバイルバッテリで5時間持つ計算ですが、実際は昇圧ロスと終止電圧の設定があると思うので理論通りにはいかないはずです。
一度実機(モバイルバッテリ)で動かしてみる必要がありそうです。

っということで、モバイルバッテリを接続できるようにするためのケーブルもあいた時間に作ってみました。
それがこちら

元々は何かの器具についていたUSB電源横取り用端子だったのですが、要らなくなった部品を再活用しています。

よくよく見ると、撚り線を強引につけているのがバレバレですが・・・まぁ、コミケだけの非常動作用なのでヨシとします。

これからもネタバレし過ぎない程度にご紹介したいと思います。

では。

(K)

今週の活動報告(2015/11/03)—レトロPC祭

会長です。

皆様、BEEPというお店をご存知でしょうか?
X68, MSX, ポケコンなどのレトロPC本体、周辺機器、ソフトなどを売買できるお店です。

ここ数年、秋葉原では昔からのジャンク屋さんがどんどん撤退していました。
その影響でジャンク屋にあったレトロPCが徐々に見られなくなり、メンバはそれをIchigoJamを遊ぶことで誤魔化していました(笑)

ところが!そんな所に突如、直球・ドストレートなお店が出来てしまったからさー大変!
既に隠しようが無いほどのレトロ好きであるマサ氏がお店に入り浸るようになり、とうとう以前持っていた名機PC-9801UVを衝動買いしてしまいました。

前振りが長くなりました・・・。
今日の活動は、買ったばっかりのUVとメンバが持っているレトロPCを持ってきて動かしてみようという内容です。

早速PCを見てみましょう。

V30トリオ PC-9801UV11, PC-98DO, PC-286NF

今回そろったのは左から
NEC PC-9801UV11
NEC PC-98DO
EPSON PC-286NF(NoteF)
という堂々たるPC-98およびPC-98互換機です。なんと、搭載しているCPUはみ~んなV30(NEC uPD70116-10MHz)。
最早V30祭とも言ってもよいのではないかという陣容です。

今回は写真が多いので、スレッドを二回に分けて報告したいと思います。
※PC-286NFは以前の特集(技報 Vol.5.1)で取り上げているので割愛。

(K)